2026/7/26
今朝のTBS「がっちりマンデー!!」をご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。
番組では「CMでよく見るけど知らない会社」としてINPEXが取り上げられました。

実は先日、私も見附市のお隣の長岡市にあるINPEXの施設を訪れ、長岡メタネーション実証事業を視察する機会をいただきました。

テレビやCMきっかけにINPEXを知った方も多いと思いますので、今回は「INPEXは何をしている会社なのか」「なぜ長岡市で世界的にも注目される実証が行われているのか」をご紹介します。
実は新潟県は「エネルギーの県」
INPEXは、石油や天然ガスなどのエネルギーを開発・生産し、私たちの暮らしや産業へ届けている企業です。
そして、新潟県はINPEXにとって重要な国内拠点の一つです。
長岡市周辺には「南長岡ガス田」があり、視察時にいただいた資料によると、越路原プラントは日量420万㎥という国内最大級のガス処理能力を持っています。
さらに驚いたのが、ガスを届けるパイプラインです。
そのネットワークは約1,500km。長岡鉱場で生産された天然ガスは新潟県内だけでなく、直江津LNG基地からのガスなどと合わせて1都8県へ送られています。

「新潟県=米や農業」というイメージを持つ方も多いと思いますが、実は日本の暮らしや産業を支えるエネルギーの重要拠点でもあるのです。
長岡で進む「メタネーション」とは?
今回特に学びたかったのが、メタネーションという技術です。
簡単に説明すると、
CO₂(二酸化炭素)+水素 → 合成メタン(e-methane)
をつくる技術です。
長岡市では、INPEXと大阪ガスが共同で、NEDOの助成事業として世界最大級となるメタネーションの実証を進めています。

INPEXによると、2026年2月から実証運転が開始されました。
この実証設備では、天然ガス由来のCO₂と水素からe-methaneを製造し、既存の天然ガスパイプラインに注入して供給するところまで実証します。

その規模は、なんと家庭用約1万戸分のガス消費量をまかなえるほどです。
大きなポイントは、これまで築いてきたガス管などのインフラを活用できる可能性があること。
脱炭素社会を目指す中で、すべてをゼロからつくり直すのではなく、既存の設備を活かしながらエネルギーの転換を進められる可能性があります。
見附市から「未来」を考える
今回改めて感じたのは、世界が注目するエネルギー技術の実証が、見附市からすぐ近くの長岡市で進んでいるということです。
エネルギー政策は国だけの話のように思えるかもしれません。
しかし、エネルギー価格は家計や企業経営に直結しますし、脱炭素、産業振興、企業誘致、人材育成など、地方自治体の未来とも決して無関係ではありません。
そして何より、新潟県が持つ天然ガス、既存インフラ、企業、技術、人材といった強みを、地域の発展にどう結びつけていくのか。
これは見附市のこれからを考えるうえでも大切な視点だと思っています。
議会の中で資料を読むだけでは分からないことがあります。
だからこそ現場へ行き、自分の目で見て、専門家から直接話を聞く。
そして、そこで得た学びを見附市の政策や地域の未来を考える材料にしていく。
これからも見附市内はもちろん、市外・県外にも積極的に足を運びながら、これからの見附市に必要な政策を考え、皆さんに分かりやすく発信していきます。
今朝の「がっちりマンデー!!」をご覧になった皆さんは、INPEXや新潟県の天然ガスについてどのように感じましたか?
ぜひ皆さんのご意見もお聞かせください。
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