2023/3/11
宇治市令和5年予算特別委員会の部局別審査も3日目となり、消防、産業・雇用政策、観光、人権、男女共同参画、ごみ処理などの予算について質疑がありました。
これまでの質疑については
これまでに政策提言したことを改めて予算委員会で質問(令和5年宇治市予算委員会)
これまでにも市民に最も身近な基礎自治体として就職氷河期世代への様々な支援、特に市職員としての中途採用、就職氷河期世代支援市町村プラットフォームの活用、この世代の正規雇用者を増やす支援策などについて繰り返し、政策提言や要望をしてきました。
先日のブログでも書きましたが、「世代」を対象とした国の支援プログラムや計画があるのは就職氷河期世代だけではないかと思います。国の雇用政策の失敗によって生み出された就職氷河期世代を支援することは極めて重要な政策の一つではないかと考えていますが、最近ではマスコミでも取り上げられることが少なくなり、いわゆる政策の窓も閉じつつあるのかもしれません。もちろんニュースで見ないからと言って就職氷河期世代への支援が必要なくなったわけではなく、むしろ、この世代の正規雇用者を増やすことについては、国の新行動計画2023にもある通り、あまりうまくいっていないのが現状です。
こうした点も含めて、まずは、市の産業政策がどれだけの良質な雇用を生み出しているのかについて改めて確認・要望をしました。
企業立地等促進助成事業だけに限定すると、平成14年度から始まった事業ですが、約20年で165人の雇用が生み出されたとのことでした。多い年では20人以上の雇用が創出されたとのことです。宇治市の単費で行われている事業ではありませんが、来年度の予算は約7800万円の事業です。
宇治市の産業政策は中小企業への支援、農業者への支援、ベンチャー企業育成支援など多岐にわたり、多額の予算が計上されていますが、この予算によりどれだけの良質な雇用が市内に創出されたのか、また、今ある雇用が維持されているのかについてもしっかりと検証・評価していく必要があるかと思います。
残念ながら就職氷河期世代に限った支援策は今年についてもありませんでしたが、国・府と連携しながら就労支援を引き続き行っていくとともに、令和5年度については商工会議所、ハローワーク、京都ジョブパークと連携し、より就職氷河期世代にスポットを当てた会社説明会ができないか検討していくとのことでしたので、少しは前進したかと思います。引き続き、しつこく、要望していきます。
人権環境部の審査についてはプロギングや、個人や少人数で自発的に道のごみ拾いをされている方への支援として、拾われた雑多なごみ、混載ごみについて市でも引き受けをするなど支援ができないか確認をしました。
現状でそうした混載ごみを受け入れることはできないとのことでしたので、例えば、ごみ拾いの方を事前登録するなどして、モラルハザードを防ぎつつ、拾ってこられた混載ごみを市で分別する支援ができないか、検討するように提言しました。
週明けの月曜日は総務・市民協働部、福祉こども部、健康長寿部、国民健康保険事業、後期高齢者医療事業、介護保険事業の予算について部局別審査が行われますので、またご報告をいたします。
宇治市議会議員 角谷(かどや)陽平
これまでの政策提言や市政報告のバックナンバーは公式サイトをご覧ください。
↓たまーに登庁の際、宇治川沿いの道のごみを拾ってます。赤いのはゴミばさみの先っぽです。

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