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Ujiふれあい教室の移転と機能拡充 かどや陽平一般質問報告その1(R6.12宇治市議会)

2025/1/30

 宇治市議会令和6年12月定例会で行いました一般質問の質疑、政策提言についてご報告します。
 第1回のご報告は、宇治市の不登校対策、特にUjiふれあい教室の公立幼稚園跡地への移転、空き教室を活用した新たな居場所作り事業の全校展開についてです。
ポイントとなる宇治市当局の答弁要旨は
・Ujiふれあい教室においては、現在2部制としているプログラムを学校に近い活動時間を確保するため全日開設に変更する。
・ Ujiふれあい教室を宇治市立幼稚園(木幡・神明)のいずれかへ、令和6年度末までにはその方向性を定め、令和7年内を目途として移転する。
というところです。
 これまで要望してきたUjiふれあい教室の移転と機能拡充が実現し、たいへんにありがたいと思っております。また、10小学校で行われている学校内での空き教室を活用した居場所づくりについても全校展開を要望しました。

 

 今回の一般質問では市長部局に対して人口戦略について質疑しました。これについては後日改めてご報告します。
充実した、魅力的な公教育が行われていることは、子育て世代の呼び込み策として社会減対策、また、塾などの学校外教育活動への支出が抑制されることによる、子育て世代の経済的負担の軽減も、自然減対策にもなります。
これまでもデータに基づいた教育施策、EBPMによる教育政策立案・評価、計画的な教育DXなど、様々な観点から宇治市の公教育を魅力化する教育政策に対して質問・提言してまいりましたが、不登校対策にしっかりと取り組むことも、公教育を魅力的なものとするうえで必須の施策です。
 そこで、不登校児童の多様な居場所づくりとして、現在行われている、Ujiふれあい教室や不登校児童支援強化事業について、現状と成果を確認しました。
 市の答弁は
「宇治市の不登校対策については、家から出ることはできるが、学校には登校しづらい児童生徒への支援として、Ujiふれあい教室を開室し、家から出ることができない児童生徒へはアウトリーチ型の支援を行い、さらに、学校に登校できるものの教室に入ることが難しい児童生徒へは、「学校内のもう一つの居場所」として、別室を開室するなどにより、一人ひとりの状況に応じた様々な支援を行っている」
「Ujiふれあい教室については、小学校3年生から中学校3年生までの不登校児童生徒を対象に、生涯学習センターにおいて、創作活動やスポーツ活動、学習活動、調理実習等、人とのつながりを感じられる様々な活動を実施している。令和6年12月末現在、通所している25人の児童生徒のほぼ全員が入所前に比べ状況の改善が見られており、在籍する学校へほぼ毎日、もしくは部分登校ができるようになった児童生徒もいる」
「また、アウトリーチ型の支援として、Ujiふれあい教室の支援員が、家から出ることができない児童生徒宅を昨年度は61回直接訪問する等、各校と連携し積極的に支援を行ったところ」
「さらに、『学校内のもう一つの居場所』として不登校児童支援員を配置している10小学校では、常時別室を開室し、児童が安心して登校できる環境づくりに取り組んでいる。このことにより、今まで学校にほぼ登校できていなかった児童が別室に登校できるようになったり、別室から所属学級へ入ることができ始めた、あるいは復帰できた児童もいる。また、所属学級と別室を併用して利用することで欠席日数の減少につながった事例も見られている」
「不登校児童生徒の支援については、本人の思いを受けとめて寄り添うことを大切にし、児童生徒一人ひとりの状況に応じた丁寧できめ細やかな支援を行っていく」
 とのことでした。
 答弁の中でもあった10小学校で行われている不登校児童支援強化事業の対象でない学校内でも空き教室を活用した居場所づくりについて、教室や保健室以外の居場所が増えることで、不登校傾向のある児童が登校しやすくなった、ほかの児童と交流する際にも極めて良い効果がある、などと、教育現場の先生方からもお聞きをしています。是非とも不登校児童支援強化事業を全校展開するように要望しました。

 Ujiふれあい教室については、令和5年度決算委員会においても今後予想される小学校や幼稚園などの、子供に係る公共施設の跡地の活用を検討する上で、設置場所を移転し、運動場所を含む機能を拡充して欲しいと、会派としても要望したところです。
 そこで、幼稚園・小学校跡地を活用したUjiふれあい教室の機能拡充について市教委の考えを確認しました。
 教育長の答弁は
「Ujiふれあい教室においては、学校へ登校している児童生徒とより近い活動ができるように、屋外活動や学習活動の環境をさらに整えたいと考えており、現在2部制としているプログラムを、学校に近い活動時間を確保するため全日開設に変更することで、基本的生活習慣の立て直しを図り、学校へ登校できるようになった時にスムーズに順応できるようにしていきたいと考えている」
「現在、Ujiふれあい教室を実施している生涯学習センターでは、近隣の体育館での運動や、笠取での畑作業などの活動の際には移動の必要があるため、一人ひとりの状況に応じた多様な活動を、移動の負担なくできる環境づくりが重要であると考えており、子どもたちが通いやすい環境にも配慮しながら、閉園となる宇治市立幼稚園のいずれかの活用について、今年度末までにはその方向性を定め、年内を目途とした移転について調整を進めているところ」
「今後も不登校児童生徒数の増加が予測される中、すべての児童生徒が安心して過ごすことができる居場所や、学びたいと思った時に学べる環境の整備に努めるとともに、児童生徒の学びたい、体験したい、自分を認めてほしいという意志や主体性を尊重しながら、誰一人取り残すことがないよう、将来を担うすべての子どもたちに、教育活動の支援を十分行っていく」
 とのことでした。
 不登校対策についても引き続き政策提言を行ってまいります。

宇治市議会議員 かどや(角谷)陽平 公式ホームページ


 

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