2026/9/17
こんにちは、亀山市議会議員の草川たくやです。
突然ですが、ご家庭でお子さんと一緒に火を起こしたり、タープを張ったりしたことはありますか。
先日、2026年9月13日(日)に、亀山市加太中在家の「かぶとの森テラス」で開かれた「第4回 キャンプであそぼうさい!」に参加してきました。私が役員を務める市民団体「まちのミライ亀山」として、薪割り体験のブースを出展させていただきました。

「キャンプであそぼうさい!」は、その名のとおり、キャンプを楽しみながら防災を学べる親子向けのイベントです。ロープワーク、火起こし、非常食、応急手当など、いざという時に役立つ知識と技術を、遊びの中で体験できる内容になっています。
防災訓練というと、どうしても「やらなければいけないもの」という感覚になりがちです。でも、キャンプという楽しい時間の中でなら、子どもも大人も自然と体が覚えていきます。この発想が、私はとても好きです。

メンバー数名で担当した薪割りブースでは、単に薪を割って終わりではありません。自分で割った薪を自分で組み、実際に火をつけるところまでを一続きで体験していただきました。
子どもたちには、安全に配慮した専用の道具を使ってもらいました。台に固定した刃に薪を打ち込む型のもので、必ず大人が付き添う形で進めました。薪割りは、道具と場所を選んで安全を確保したうえで、慣れた大人と一緒に楽しむものです。
最初はうまく割れなくても、何度か挑戦するうちにコツをつかんでいきます。そして、自分の手で割った薪に火がついた瞬間の表情は、やはり特別なものでした。
火を起こすというのは、災害で電気やガスが止まったときに、直接役に立つ力です。それを「訓練」ではなく「楽しかった体験」として持ち帰ってもらえたなら、これ以上のことはないと思っています。
実は私自身、2026年4月29日にも同じかぶとの森テラスで開かれた「木育祭」で、間伐材を使って災害時の悪路を再現した一輪車レースの運営に協力しました。
そのときにも書いたのですが、キャンプ場という豊かな自然のフィールドを活かして、災害時に活躍する一輪車の操作を覚え、体を使って障害物を乗り越える。そうした実践的な体験を通じて、いざという時のための「防災力」を養ってほしい——それが企画の一番の狙いでした。
今回の薪割りも、その延長線上にあります。座って話を聞くだけでは身につかないものが、手を動かすと確かに残る。半年かけて、同じ考え方を別の形で試させてもらった、という感覚です。
災害への備えというと、備蓄品のリストや避難場所の確認が思い浮かびます。もちろん、どれも大切です。
私は、家族で一緒に体を動かして、笑いながら覚える防災の時間も、それと同じくらい価値があると思っています。大人が火を起こせること、子どもが薪を運べること。その一つひとつも、家族の防災力です。
こうした「家族で体験できる防災」の機会を、地域の中にもっと増やしていきたい。それが、今回ブースに立って改めて感じたことです。まずは自分たちの手が届く範囲から、一つずつ形にしていくつもりです。

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