2021/4/28
こんにちは!衆議院議員 茨城5区(日立市、高萩市、北茨城市、東海村)の浅野さとしです。
特許法改正案の提出を受けて、4月21日(水)の経済産業委員会で質疑に立ちました。
・特許出願費用の負担軽減策について
・国際出願の奨励や支援により産業競争力強化を
・知的財産に関わる人材育成と支援制度について
・宇宙空間における知財保護の方策について
【現状と課題】
■特許出願費用の負担軽減策について
●特許料はこれまで政策的判断、法令に基づいて価格が決められていましたが、今回の改正案では特許料の上限額が引き上げられます。
●電池技術に関する特許出願数は世界でも日本が首位であり、大企業の特許出願数が多い状況です。
●特許料の負担軽減は中小企業には適用されますが、前回の委員会で限られた特許会計のなかで、大企業への適用は難しいと答弁がありました。
■国際出願の奨励・支援について
●国家プロジェクトに関わっていない企業のなかにも、有用性の高い特許技術を開発している企業が多いです。
●近年、中国で盛んに特許出願が行われていますが、国際競争力強化に向けて、国内にある知財化されていない技術を知財化していくことが必要と考えます。
■知財に関わる人材育成と支援制度について
●知財に関する知識は、どの業種においても基礎知識として必要であり、知財に関する知識をうまく活用できる環境を広げていかなければならないと考えます。
●全ての都道府県に知財の専門家が派遣されていますが、中小企業の特許出願数は都道府県によってばらつきがあります。
■宇宙における知財保護について
●米国のアルテミス計画など、世界各国が宇宙に関する技術開発を進めており、今後地球外での人類の活動の増加が予想されています。
●特許権は当該国の領域内でのみ効力を持つのが原則となっています。
#国民民主党 #特許 #知財
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