2026/9/14
9月12日、熊谷市緑化センターで開催された憲法学習会に参加しました。
「憲法を学び、みんなで話そう!
憲法って何だろう? なぜ今、憲法なの?」
主催は「熊谷空襲を忘れない市民の会」。
講師は、**清水雅彦先生(日本体育大学・憲法学)**です。

清水先生のお話を伺う中で、私は自衛隊と憲法9条について、以前から疑問に思っていたことを二つ質問しました。
清水先生から、憲法学者の中には自衛隊を違憲と考える見解が多くあるというお話がありました。
そこで私は、
「私のSNS上の友人の中には、自衛隊は災害救助を担う組織として位置づければよいのではないか、という意見があります。先生はどのように考えますか」
と質問しました。
清水先生からは、自衛隊を災害救助を中心とする組織として規模を縮小していくのであればよいのではないか、という趣旨のお答えがありました。
災害の多い日本で、自衛隊が救助や支援活動に果たしてきた役割をどう考えるのか。
そして、その役割と憲法9条との関係をどう整理するのか。
改めて考えさせられるテーマでした。
もう一つ、私が質問したのが、憲法への自衛隊明記についてです。
現在、自民党は憲法改正について、「自衛隊の明記」を4項目の一つとして提示しており、2026年の政権公約でもこの方針を掲げています。
私は清水先生に、
「憲法に自衛隊を明記する案について、先生はどのように考えますか」
と尋ねました。
清水先生からは、自衛隊を憲法に明記することには危険性があるとの見解が示されました。
お話では、2015年の安全保障法制をさらに超えて、集団的自衛権の行使が拡大していくことにつながるのではないか、という懸念が示されました。

※9月9日付「埼玉新聞」に掲載された学習会の告知記事
一方、自民党が現在示している「条文イメージ(たたき台素案)」では、現行の憲法9条1項・2項を維持した上で、新たに「9条の2」を設け、自衛隊を明記する考え方が示されています。
また、その条文イメージでは、自衛隊の行動について、法律の定めにより**「国会の承認その他の統制に服する」**としています。自民党は、現行9条1項・2項を維持しながら自衛隊を憲法に位置づけることで、「自衛隊違憲論」を解消するという立場を示しています。
憲法や自衛隊、安全保障については、さまざまな考え方があります。
今回の学習会で清水先生のお話を伺い、自分から質問をしたことで、改めて感じたことがあります。
「改憲か護憲か」
「賛成か反対か」
という二つの立場だけで考えるのではなく、
憲法に自衛隊を明記すると、具体的に何が変わるのか。
何が変わらないのか。
その中身を知った上で、私たち一人ひとりが考えることが大切なのではないでしょうか。
憲法は、政治家や専門家だけのものではありません。
私たちの暮らしや、これからの日本のあり方に関わるものです。
これからも、さまざまな立場の意見に耳を傾けながら、疑問に思ったことは尋ね、自分自身でも学び、考えていきたいと思います。
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