2026/5/9
「フリーダム(自由)」という名を冠した作戦が、わずか一日で止まりました。
◆あまりに速い展開
トランプ大統領が5月4日に開始を宣言した「プロジェクト・フリーダム」は、ホルムズ海峡で立ち往生する中立国商船の安全航行を米軍が護衛する構想でした。
1万5千人の兵士、100機超の航空機、艦艇、ドローンなど、その規模は圧倒的です。トランプ氏はこれを「中立国の船を助ける人道的措置」と位置づけ、米中央軍は「海峡における商船の航行の自由の回復」を目的と説明しました。しかし翌5日、「イランとの交渉で大きな進展があった」「パキスタンからの要請もあった」として、トランプ氏は早くも一時停止を表明しました。
米側は「交渉進展のための戦略的判断」と説明します。イラン側は「米国が失敗したから撤退した」と真逆に読みます。双方の語る「物語」が全く噛み合わないまま、海峡には依然として緊張が漂っています。
作戦開始直後にタンカーへの飛翔体着弾が報告されたという事実は、これが単なる政治ショーではなく、実際に命と物流が危機にさらされた局面であったことを物語っています。砲声が響く中で「人道的措置」を宣言し、一日で止める。この落差こそが、トランプ外交の本
質的な不安定さを象徴しています。
◆「一時停止」は終結ではない
問題の核心は、この停止が完全な終結ではない点です。トランプ氏は「特別護衛措置は止めるが、封鎖の枠組みは維持する」と明言しています。つまり圧力は続きます。
ホルムズ海峡の緊張はくすぶり続けます。
「止まった」ように見えて、実際には次の局面に移行しているにすぎません。国際社会はこの「動く標的」を相手に、外交と安全保障の方針を立て続けなければなりません。野党の立場からこそ、こうした事態の本質を国民に冷静に伝える責任があります。
◆日本は何を考えるべきか
日本が輸入する原油の約9割がこの海峡を通過します。ホルムズが詰まれば、翌週の灯油代が上がり、翌月の電気代が上がり、物価全体に波及します。「遠い中東の話」などでは断じてありません。スーパーの棚の値段と直結した、国民生活の問題です。
まぶちNewsが繰り返し訴えてきた「生活者の視点」から見れば、エネルギーの安定供給は憲法が保障する国民の権利に等しい、政治の根幹課題です。
米軍が海峡を守れば日本のタンカーも恩恵を受ける、その現実は否定しません。しかし、そ
こで思考を止めてはなりません。「力による自由」を押しつける論理は、南シナ海にもいつでも適用されます。米中摩擦が先鋭化するとき、日本が巻き込まれるリスクはホルムズの緊張と表裏一体で高まっています。 同盟の恩恵とリスクは、常にセットで論じなければなりません。
「力による平和」はトランプ外交の信条です。その論理には一定の合理性があります。
しかし、民主的統制を欠いた「力」は、掲げた旗印がいかに高潔であっても、一時停止と再開を繰り返しながら国際社会を振り回します。国会での安全保障論議において、政府の対米追従姿勢を問い直すことこそ、いま野党に求められている仕事です。
日本政府に求められるのは、エネルギー供給の多角化と外交的自律性の確保を本気で進める覚悟です。再生可能エネルギーの拡大、調達先の分散、戦略的備蓄の積み増し、どれも「有事になってから」では遅いのです。平時からの備えこそが、有事の国民の命と暮らしを守ります。
ホルムズが再び閉じたとき、日本に独自の構えはあるか。その問いを国会の場で政府に突きつける責任が、私たちにはあります。
「フリーダム」の名の下で動く作戦の命運を、ただ傍観するだけの国であってはなりません。
~スタッフ日記「お花見」
先月の休日の前夜、久しぶりに友人たちと夕食をしている中で「明日晴れたら佐保川の水辺の学校で花見でもしやへんか?」という話になり、皆が盛り上がりもっと友人に声をかけようとそれぞれ声をかけると気が付けば15人の同級生が集まりました。
桜も満開で連日佐保川の花見スポットは大勢の人が集まり私たちのグループが花見をできる場所を確保するのは誰かが早くから場所取りをしなければならない気がしました。 場所取りグループを決めなければならないなぁと年甲斐もなくジャンケン大会になり私は場所取り係の一人になりました。集合時間は午前11時、皆からは「近くにコンビニがあると助かる」「できれば図書館の近くがいい」とか様々なリクエストを言われて、何故か責任重大な役になってしまったとジャンケンに負けた
ことを少し後悔しました。とは言え皆が明日を楽しみにしている笑顔を見ると「よし!明日は頑張って最高の花見スポットの場所を確保しようと3人は誓いました(笑)
3人で決めた花見スポットは図書館前の水辺の学校、朝は9時ごろに現地に行き場所取りをしようとその夜は解散しました。翌日は朝から快晴の絶好の花見日和!私は場所取り時間より少し早く現地に向かいました、がそこにはすでに何人かの人が集まっていました。目の前が真っ暗になった気がした瞬間よく見ると私たちのグループの何人かがすでに集まっていました。聞けば場所取り時間を聞いた友人が9時では場所取り難しいかと思い朝の6時に来て場所の確保をしてくれていました(泣)
ありがとう友よ、おかげで今年は最高に楽しい花見ができたで(笑) (ブースカ)
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