2026/5/2
政府は4月27日、安保3文書の改定に向けた有識者会議をスタートさせました。安全保障環境が厳しさを増す中、戦略の見直し自体は必要であり、その問題意識を軽視すべきではありません。しかし今ここで必要なのは威勢の良い言葉ではなく、冷静で持続可能な国家戦略です。 安全保障とは防衛装備や軍事力だけを意味しません。経済力、技術力、食料・エネルギー供給、情報インフラ、人材育成、外交信頼、災害対応能力まで含めた「国を支える総合力」であり、その土台が弱れば、防衛力だけを積み上げても真に強い国家にはなれません。
◆安保3文書とは何か
安保3文書とは、①国家安全保障戦略、②国家防衛戦略、③防衛力整備計画の三つであり、国の安全保障における「理念」「戦略」「予算」の三層構造をなすものです。2022年の改定では防衛費をGDP比2%・5年間で約43兆円へ引き上げる大転換が打ち出されました。その僅か4年後、本来10年間の指針であるこの文書を前倒しで見直すといいます。今回の再改定では、防衛費のさらなる上積みが最大の焦
点の一つとなります。
◆「総合的な国力」の危うさ
高市総理は「外交力と防衛力を、経済力・技術力・情報力・人材力と有機的に連携させる」と述べました。一見もっともらしく聞こえますが、その「連携」の中身を注視しなければなりません。有識者会議にはAIや先端技術の専門家が名を連ね、「官民連携」が強調されています。先端技術を安全保障に活用することを全否定するつもりはありません。しかし強く懸念するのは、その先にある「防衛産業の基盤強化」という方向性です。日本の優れた製造業やテクノロジー企業を防衛産業に組み込み、武器輸出で稼ぐ構造を作ることは、日本のものづくりの本質を歪めます。日本の技術力は、医療・エネルギー・環境・インフラといった分野で人々の暮らしを豊かにするために発揮されるべきであり、世界が日本に求めているのは人を殺す道具ではなく人を生かす技術のはずです。また、武器輸出に経済的活路を見出す国家は紛争の長期化や拡大に加担するリスクを抱えます。戦後日本が積み上げてきた国際的信頼を、目先の利益
で切り売りしてはなりません。
◆真に必要な安全保障の議論を
現実の脅威から目をそらすつもりはありません。必要な防衛力・抑止力を整えることは当然です。しかしそれは、際限なき防衛費の膨張や武器輸出国への転換とは明確に区別されなければなりません。外交努力による緊張緩和、多国間協調体制の構築、経済力の底上げによる国民生活の安定「予算」の三層構造をなすものです。2022年の改定では防衛費をGDP比2%・5年間で約43兆円へ引き上げる大転換が打ち出されました。その僅か4年後、本来10年間の指針であるこの文書を前倒しで見直すといいます。今回の再改定では、防衛費のさらなる上積みが最大の焦点の一つとなります。
◆「総合的な国力」の危うさ
高市総理は「外交力と防衛力を、経済力・技術力・情報力・人材力と有機的に連携させる」と述べました。一見もっともらしく聞こえますが、その「連携」の中身を注視しなければなりません。有識者会議にはAIや先端技術の専門家が名を連ね、「官民連携」が強調されています。先端技術を安全保障に活用することを全否定するつもりはありません。しかし強く懸念するのは、その先にある「防衛産業の基盤強化」という方向性です。日本の優れた製造業やテクノロジー企業を防衛産業に組み込み、武器輸出で稼ぐ構造を作ることは、日本のものづくりの本質を歪めます。日本の技術力は、医療・エネルギー・環境・インフラといった分野で人々の暮らしを豊かにするために発揮されるべきであり、世界が日本に求めているのは人を殺す道具ではなく人を生かす技術のはずです。また、武器輸出に経済的活路を見出す国家は紛争の長期化や拡大に加担するリスクを抱えます。戦後日本が積み上げてきた国際的信頼を、目先の利益で切り売りしてはなりません。
◆真に必要な安全保障の議論を
現実の脅威から目をそらすつもりはありません。必要な防衛力・抑止力を整えることは当然です。しかしそれは、際限なき防衛費の膨張や武器輸出国への転換とは明確に区別されなければなりません。外交努力による緊張緩和、多国間協調体制の構築、経済力の底上げによる国民生活の安定
スタッフ日記「最強の相棒」
もうすぐ2歳になる息子は、なかなかのやんちゃ坊主になりました。最近はどこまでしたら怒られるかをママの顔を見ながら試すようになり、ご飯中にわざとスプーンを投げてみたり、『じゃー』と言いながら水をひっくり返します。
大好きなお絵描きは、床や壁が紙代わりになり、静かだなぁと思ったら、家じゅうがキャンバスになっています。
公園帰り、お砂場帰りの靴や服はなぜか脱ぎたがらず、追いかけ回す日々です。食べカスや砂などいろんなゴミが散らかり、毎朝バタバタしながら掃除機をかけています。片付けても荒れる家に悩んでいた時に、『お掃除ロボット』を勧められ、先日、ついに我が家にもお掃除ロボットを導入しました。
中々、高額なイメージでそんなに家も広くないので躊躇していましたが、今はお掃除
ロボットも色んな種類が出ていてお手頃価格のモノもあるようです。朝、椅子や床に散らばったおもちゃを上に上げて置くだけで、スマホで操作ができて、日中黙々と動き回り、仕事終わり息子と帰宅すると小さな食べかすも、砂やホコリ、髪の毛もいつの間にかなくなっています。水拭き機能もついているので、床もピカピカにしてくれます。ついうっかり置きっぱなしにしてしまったおもちゃなどはしっかり避けてくれる天才くんです。このお掃除ロボットが来てから、家事の時間と手間が省け、幸福度ましましです。私の毎日を支えてくれるなくてはならない存在になりつつあります。息子もロボット掃除機が動くと「ロボっ!」と大興奮で追いかけ回すので、私の大事な相棒がいつ壊れるか、毎日ヒヤヒヤしています。 (まゆつな)
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