2026/4/25
◆防災庁設置法の議論を!
政府はすでに、防災庁設置法案を国会に提出しています。災害対応を強くするという目的が同じであるなら、まず問うべきは、現行憲法の下で何ができ、何がなお不足しているのかという点です。改憲論を急ぐ前に、法律レベルで進んでいる制度整備の中身と実効性を検証することが先ではないでしょうか。
防災庁設置法案の内容は決して小さくありません。内閣に防災庁を置き、その主任の大臣を内閣総理大臣とし、防災庁の事務を統括する防災大臣を置くとされています。
さらに、防災大臣には関係行政機関の長への勧告権が与えられ、勧告を受けた側には尊重義務も課されます。 中央防災会議の移管、事前防災の推進、被災者や被災自治体への支援、首都直下地震や南海トラフ地震などへの対策まで盛り込まれており、災害対応の司令塔機能を強
める制度設計は、すでにかなり具体化されています。つまり、「災害対応を強化する」という課題そのものは、憲法論に入る前に、まず法律によって前進させる道筋が示されているのです。
◆優先順位を考えよう
だからこそ、いま必要なのは順序を誤らないことです。まず法律でできることを尽くす。関係省庁の縦割りを超える調整機能が本当に働くのか、自治体支援が現場の負担軽減につながるのか、平時から復旧・復興まで一貫して動く体制になるのかを詰めて問うべきです。そのうえでなお、現行憲法の下では埋められない不足が残るのであれば、そのとき初めて憲法改正の必要性が具体的に論じられるべきです。行政体制の未整備や平時の備え不足まで直ちに憲法問題へ転化するのは、政策論として慎重さを欠くと思います。
もちろん、緊急事態条項を支持する側には、大災害時に選挙の実施が困難になった場合、国会機能をどう維持するのかという問題意識があります。
この論点を軽視するべきではありません。しかし、それだけに必要なのは、法律で対応できる領域と、なお憲法論として残る領域を丁寧に切り分けること
です。 抽象的な「非常時だから仕方がない」という議論ではなく、何が法制度の課題で、何が本当に憲法上の課題なのかを整理することが、立法府の責任です。
◆権限と民主的統制
さらに、危機対応を語るときほど、権限の強化と民主的統制をセットで考える必要があると思います。様々な報道では、高市政権が高支持率を維持する一方で、政権内に独断専行や調整役不在への懸念があると報じています。強い司令塔は必要です。しかし同時に、その権限をどう統制し、どう検証するのかが問われます。
必要なのは非常時の掛け声ではありません。平時から機能する制度と、責任の所在が見える統治です。一言で言えば、憲法が関係するのは“防災を強くするため”というより、“非常時に民主主義のルールをどこまで例外化するのか”という部分なのです。だから、「防災庁で足りる政策課題」と「憲法改正でしか触れられない制度課題」を切り分けることが重要になります。
その上で、今、問うべきは、緊急事態条項を急ぐことではなく、防災庁法案で何が足り、何が足りないのかを見極めることだと考えています。
~スタッフ日記「正しい姿勢」
慢性的な肩こりで時々整骨院に通っています。肩こりの原因は、主に長時間の同じ姿勢(デスクワークなど)、猫背、運動不足、ストレスによる首・背中・肩周りの筋肉疲労と血行不良です。
ほぼデスクワークの私は、長時間時座っていることが多く、猫背になりがちでした。それでまず正しい座り方を意識することが大切だと知りました。そうすることで肩こりだけでなく腰への負担も大きく軽減できます。
正しい座り方とは、骨盤を立てて坐骨(お尻の骨)で座り、背筋を伸ばすことです。椅子には深く腰掛け、足の裏全体を床につけます。膝と股関節が90度になるようにします。それまでの私は、骨盤が後ろに倒れ、腰が丸まった猫背の状態でした。今は骨盤をたてて、背筋を伸ばすことを意識するようにしています。 座り方を意識しだすと普段
の姿勢も気になりだしました。正しい姿勢は、横から見て「耳・肩・股関節・膝・くるぶし」が一直線に並び、筋肉や関節への負担が少ない「S字カーブ」を描いた状態です。立つ時は、頭頂部が天井に引っ張られるイメージで顎をひきます。
姿勢を正すと、インナーマッスル(腹筋・背筋)が日常的に使われて基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすくなるため、痩せやすい体質になるそうです。また、内臓が本来の正しい位置に戻るため機能が活性化し、お腹のポッコリ解消や血流改善、深い呼吸による酸素摂取量増加で消費カロリーも増えます。
姿勢を正すことで、肩こりが軽減するだけでなく、痩せやすい体質になんて。ついつい元の姿勢に戻りがちですが、がんばって続けていこうと思います。
(まあちゃん)
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