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【なぜ?】再審制度見直しで、怒号飛び交う自民会議!法務省と自民党の考え方の違いと背景を今野忍記者が解説

2026/4/17

選挙ドットコム編集部

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4月16日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、再審制度の見直しを巡る自民党の会議での紛糾を取り上げ、法務省と自民党の考え方の違いとその背景を含めて政治ジャーナリストの今野忍記者が明快に解説!選挙芸人のMC山本期日前氏が注目した怒号の内容とは?

今野記者:次は再審請求(再審法改正)についてですね。再審制度見直し議論の自民合同会議がすごいことになってたよね。

MC期日前氏:激しかったっすね。

今野記者:自民党の部会ってたまにこういうことがあります。TPPの時もありましたよね。

MC期日前氏:ありましたね!尾辻(秀久)さんと元農水大臣の西川(公也)さんの!

今野記者:合同会議の音声でも「(自民党は)法務省のためにあるんじゃない」って言ってましたよね?あのハマコーさん(元衆院議員・浜田幸一氏)を思い出すよね。あれは井出庸生さんの声かな?井出さんは温厚な人だからね。すごいキレてたよね。稲田(朋美)さんも怒ってたよね。「不誠実なんだよ!」って稲田さん(の声)だよね。

MC期日前氏:「自民党は法務省のためにあるんじゃない」って。やっぱり「可愛い子供たちのために自民党があるのを忘れるなよ」っていうハマコーさんの言葉を思い出しますね。迫力はすごいんですけど、浜田幸一さんの言葉を思い出してしまう。入り方がハマコーすぎませんか!

今野記者:今回の件は「再審制度」、裁判のやり直しの話ですよね。日本は基本的に「三審制度」で、(一つの事件につき最大で)三回裁判をやって、上告までして最高裁で判決がでたら、それが確定判決になる。ただ、その確定判決が出た後に科学技術が進歩してDNA鑑定などの新しい証拠が出てきたとき、裁判をやり直すのが「再審制度」。でも、これに非常に時間がかかる。袴田(巌)さんの時は10年近くかかっているわけですよ。貴重な人生の時間を削られてしまう。だから、検察が再審を頼むことを「不服申立」と言うんですが、この不服申立に対して裁判所が再審するかどうかを検討していると何年もかかってしまうから、検察による不服申立を禁止しようというのが、自民党の法務部会の考え。

それに対して、法務省が諮問して学識経験者で構成する「法制審議会」が出した結論は「三審で決まった判決をやり直すのは重いことだから、検察官の不服申し立ては必要だ」というスタンス。

三権分立の建て付けとしては、法務省が決めて閣議決定すれば国会に出せるはずなんだけど、自民党はちょっと違って、「事前審査制」といって法律を提出するには与党の自民党の部会におろさなきゃいけない。省庁別に部会があって、法務省に対応するのが「法務部会」。だから、法制審議会が出してきた法務省案が自民党の法務部会におりてきたわけ。法務部会でまず法務省の案を揉むわけよ。これが自民党の力の源泉なんだよね。

それで今回も再審制度の話が来ました。検察官の不服申立を禁止しなさいという自民党、いや必要ですというのが法制審議会。だから法務省は板挟みになって、とりあえず禁止はしないけど審理期間を1年を目安にしようと提案してきたことに対して、議員が「禁止しろって言ってんだろう!」「努力目標なんてふざけるな!」ということで怒っているわけ。

MC期日前氏:ああ、そういう背景だったんですね。稲田さんも、前回の部会から迫力がすごかった。

今野記者:稲田さんや柴山(昌彦)さんは旧安倍派で「国家を強くしよう」という考えから国家側につくことが多いけれど、弁護士資格も持っているから、こういう時は「弁護士の血」が騒ぐんだろうね。完全に市民派の弁護士みたいな熱量だよね。稲田さんとか本当に怒ってるよね。

MC期日前氏:ガチですよね。選挙区の福井県・鯖江の名産品で、トレードマークの伊達メガネを外してたじゃないですか。

今野記者:ガチだよ、演技じゃないよね。これ、自民党としては珍しいパターンですよね。普通は政府と与党はベッタリで、野党と戦うものなのに。自民党が戦っているからね。自民党に戦われると法務省も強引にいけない。事前審査されないと閣議決定ができないから、法案自体が出せなくなっちゃう。(中略)法務省があの手この手でやっても、今回は敵が自民党だからね。

MC期日前氏:弁護士が多すぎますよね。

今野記者:検察側にも言い分はあると思いますが、日本の再審制度は「開かずの扉」なんて言われますもんね。

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