
9月22日に告示された自由民主党総裁選挙(以下、総裁選)には届け出順に、小林鷹之(こばやし・たかゆき)氏(50)、茂木敏充(もてぎ・としみつ)氏(69)、林芳正(はやし・よしまさ)氏(64)、高市早苗(たかいち・さなえ)氏(64)、小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)氏(44)の衆議院議員5人が立候補しました。12日間の選挙期間を経て、新総裁は10月4日の開票日に選出されます。
石破茂総理の辞任を受けて実施される今回の総裁選では、物価高対策や雇用・賃金などの経済政策、外交・安全保障政策、参院選以来注目されている外国人政策、そして衆参での連敗を踏まえた党改革などについて論戦が交わされる見通しです。
小林氏は1974年11月29日生まれ、千葉県出身の50歳です。
東京大学法学部卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。ハーバード大学ケネディ行政大学院に留学し、在アメリカ日本大使館に出向するなど、海外勤務を経験しました。
2012年衆院議員選挙(千葉2区)に立候補して初当選。以降、5期連続当選を果たしています。
2016年に防衛大臣政務官、2021年11月に発足した第2次岸田内閣で初代の経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(科学技術・宇宙)を務めました。
前回の総裁選に続く2度目の挑戦です。前回は60票獲得し、9人中5番手でした。
小林氏は以下の政策を掲げました。
茂木氏は1955年10月7日生まれの69歳、栃木県足利市出身。
東京大学・ハーバード大学院を卒業。丸紅、マッキンゼー等を経て、1993年に衆議院議員選挙で旧栃木2区で初当選。以降は栃木5区で9回連続当選を果たし、現在11期目です。
これまで、外務相や経済産業相、経済再生担当相など、党役職では幹事長や政調会長、選挙対策委員長を歴任しました。
前回の総裁選に続く2度目の立候補表明となります。前回は9人中6位で、得票数は47票でした。
茂木氏は以下の政策を掲げました。
林氏は1961年1月19日生まれ、山口県出身の64歳。
東京大学法学部卒業後、三井物産、山口合同ガスなどの民間企業勤務やハーバード大学ケネデイ行政大学院卒業を経て、父の林義郎衆院議員の政策秘書などを経て、1995年参議院議員選挙(山口県選挙区)で初当選を果たします。参議院に5期連続当選したのち、2021年に衆議院に鞍替えし、山口3区で2期連続当選しています。
現在は内閣官房長官を務めています。これまでも外務相や防衛相、農林水産相、文部科学相などの要職を歴任しました。
自民党総裁選には2012年、前回(2024年)に続いて三度目の挑戦となります。前回は65票獲得し、4番でした。
林氏は以下の政策を掲げました。
高市氏は1961年3月7日生まれ、奈良県奈良市出身。現在、衆議院議員10期目です。
神戸大学経営学部経営学科卒業後、松下政経塾や近畿大学経済学部教授(産業政策論・中小企業論)などの経験があります。1993年衆院選で初当選しました。
現在、これまで、総務大臣や経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣としてクールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策、マイナンバーなどを担当したほか、党政調会長などの要職を務めました。
自民党総裁選には2021年、前回(2024年)に続いて三度目の挑戦となります。前回は1回目に最多の181票、その後の決選投票で194票を獲得して次点でした。
高市氏は以下の政策を掲げました。
小泉氏は1981年4月14日生まれ、神奈川県生まれ、43歳。現在、衆議院議員6期目です。
関東学院大学経済学部卒業後、米国コロンビア大学院政治学部修士号取得。米国戦略国際問題研究所 (CSIS)研究員、父で元総理の小泉純一郎衆院議員秘書などを経て、2009年衆議院議員選挙で初当選。以降、神奈川11区で連続当選。
現職の農林水産大臣のほか、環境大臣兼内閣府特命担当相(原子力防災)、党の役職では選挙対策委員長や青年局長を務めました。
自民党総裁選には前回に続く二度目の挑戦となります。前回は136票を獲得して3番手でした。
小泉氏は以下の政策を掲げました。
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