
9月16日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、自民党総裁選の最新情報を朝日新聞の今野忍記者解説!22日告示に向けて、今週は出馬表明がピークを迎える見通しで、主要候補者の戦略やキーパーソンが大きく動き出しています。
この動画の前に出馬を正式表明したのが元経済安全保障担当大臣の小林鷹之氏でした。会見を開いて正式に表明したのは茂木敏充氏に続く2人目となります。
会見の現場を取材した今野記者によると、若手・中堅議員も小林氏を推す中で推薦人が座る席の前方には小林氏と同じ千葉県選出の浜田靖一衆院議員と石井準一参院議員などベテラン議員が控えていたといいます。会見に同席する顔ぶれは、その候補がどのような布陣で総裁選を戦うのかを暗に伝えるメッセージにもなります。

小林氏が党の世代交代を訴えている一方でベテランに支えられていることを表に見せたことについて、今野記者は「小林氏が若い、経験がないと言われる中で、安心感を与えたかったのではないか」と推測します。
ただ、政策については定率減税の規模感や財源、今後の連立の枠組みなどの詳細が語られず、今後の討論会などにも注目です。
また、林芳正氏も小林氏に続いて16日に出馬を表明し、18日に開く会見で政策などを発表する予定です。ただ、石破政権を支える官房長官の要職を務めているため、総裁選への全集中はなかなか難しいとう事情も垣間見えます。
前回総裁選に立候補した加藤勝信財務大臣が小泉氏の選挙対策本部長に就任するというニュースも大きな注目を集めています。今野記者は、この布陣がもたらすインパクトについて二つの側面を指摘。
一つ目は、加藤氏が保守系の活動に積極的で、菅義偉政権で官房長官を務めた経験もあることから、安倍・菅路線に近い存在が小泉氏を支えていると、保守層へのアピール効果が期待される点です。加藤氏の義父である加藤六月氏は、安倍晋三元総理の父・安倍晋太郎氏を支えていたというバックボーンもあります。加藤氏の参戦は、保守層へのシンボリックなメッセージとしての意味合いが大きいと考えられます。
一方で、インターネット上での「財務省の陰謀論」の言説に巻き込まれる可能性があるとも考えられます。小泉氏の陣営には現職財務大臣の加藤氏に加えて、財務官僚出身の木原誠二衆院議員や村井英樹衆院議員が政策立案などで関与しているためです。特に「緊縮財政か否か」という財政政策を巡る議論の中で、一部の層からの批判を招くかもしれません。
総裁選への出馬表明が盛んとなる一方、今回の総裁選で主軸になるとみられている小泉氏と高市早苗氏は16日時点ではまだ正式な出馬表明をしていません。

特に高市氏は当初、9月17日と噂されていた出馬会見が19日にずれ込む見通しだといわれています。また、他の候補予定者と比べると表舞台にはほとんど姿を見せていません。この会見延期は、他の候補者が出馬表明を終えるのを待ってから最後に登場するという「大トリ」を飾る戦略であると今野記者は取材から分析しています。
今野氏は、小泉氏と高市氏は「急ぐ必要がない」と解説。前回の得票が下位だった茂木敏充氏、小林鷹之氏、林芳正氏が早くから出馬を表明して党員票の上積みを目指す戦略をとっているのとは対照的に動いているといいます。
総裁選は、これから主要候補が出揃い、さらに政策討論会が本格化することで、各候補の政策や人柄がより深く有権者に伝わる段階へと移ります。世論調査と実際の党員票の動向が必ずしも一致しないという特殊性もあり、今後の各候補の言動に引き続き注目が集まりそうです。
この詳細は、ぜひ動画本編でご確認ください!
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