4月24日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」には公明党政調会長の岡本三成議員をゲストに迎え、都議選の戦略と展望や、都議選と参院選の政策についてお話を伺いました。
今年は、12年に1回の都議選と参院選がほぼ同時期に行われる年です。
都議選の選挙結果は、その後に行われる参院選とほぼ直結します。
ある政党が都議選では大勝利をしたのに、参院選ではものすごく敗北を期すことやその反対が起きる例はほとんどありません。
岡本氏「万が一、参議院で過半数を割れ、衆議院も参議院も過半数が割れると、大変な政局になります。その出発点である都議選は、国の形を変えるものなんだという思いで今回は取り組んでいる状況です」
一方、前回の都議選では23人全員が当選できましたが、今回は候補者を22人に絞りました。候補者を1人減らした理由について岡本氏は、地域ごとに分析した結果、目黒区が今の情勢だと当選のハードルが高いことが明白になったからだと説明しました。
有権者にとって選択肢がなくなるのは不利益な状況といえます。岡本氏は「ずっと減らしていこうとは思っていない。4年後には新しいところに挑戦できるように勢いや地力をつけ、常に拡大をし、地域の有権者の期待に応えられるようにしたい」と語りました。
公明党の東京都本部の代表も務めている岡本氏。都議選で注目している選挙区を聞かれ、「荒川区」と答えました。
荒川区の定数は2です。定数2や定数3の選挙区は、当選者数が少ないため、当選するのがものすごく大変。また、大田区は定数7、足立区は定数6ですが、選挙区内に候補者が2人いるため実質定数3と同じ状況です。定数が少ないところは、より力をいれて準備し、応援していかなくてはいけないという考えを述べました。
都議選や参院選で、公明党の重点政策は何になるのでしょうか?
党の政調会長を務める岡本氏は「物価高対策」だと断言します。
世論調査を見ても、今、国民の関心が最も高いのは物価高対策です。物価高対策では今、何をやり、これから何をやるのかをしっかり訴えていきたいと述べました。
具体的には、圧倒的に「食」の対応が急務です。米や卵などの生鮮食品、魚介類、肉類だけではなく、加工食品の価格も上昇しています。岡本氏は「食料品がすごく高いところに関して、ピンポイントに手当てをしていくのは大切だ」と語りました。
また、地方では車は生活必需品です。ガソリン代は、地方の有権者の生活に直結するため対策をすべき課題だと言及しました。
岡本氏「食料品の価格に対しては、消費者が負担感を軽減できることと、ガソリン。ピンポイントでこれだけは、少なくともやらなきゃいけないと思ってます」
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