選挙ドットコム

「高校授業料無償化」&「年収の壁見直し」!最新意識調査でわかった評価の分かれ目とは?

2025/3/21

選挙ドットコム編集部

選挙ドットコム編集部

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2025年3月20日に公開された動画は、JX通信社代表の米重克洋氏をゲストにお招きして、「年収の壁の見直しの結果」、「高校授業料無償化」、「兵庫県知事の問題」に対する世論調査の結果を紹介します。

【このトピックのポイント】

  • 30年ぶりの年収の壁変動は「評価する」との意見多数
  • 高校授業料の無償化は僅差で「評価しない」が多い。年代別の政策ニーズが影響か
  • 兵庫県をめぐる問題には知事の選び直しが必要か!?

年収の壁の見直しの結果について

最初の質問は「年収の壁の見直しの結果」についてです。

Q.「年収103万円の壁」の見直しでは、課税最低額を160万円に引き上げることが決まりました。あなたは、年収の壁見直しの結果を評価しますか?

選択肢は「大いに評価する」、「ある程度評価する」、「どちらともいえない」、「あまり評価しない」、「全く評価しない」で調査しました。

結果は、「評価しない」よりも、「評価する」が少し多くなりました。

米重氏は、質問文に「国民民主党が妥結できなかった、合意できなかった」という文章が入ると、「評価しない」が増える傾向が、他の調査で見られると解説しました。

MC千葉佳織「支持政党で評価の違いはありますか?」

自民党や公明党などの与党支持層は、「評価する」が多い結果です。

一方、国民民主党の支持層は、「評価しない」の方が多くなりました。また、「評価する」の4割のうち、「ある程度評価する」が大部分です。

米重氏は「諸手を挙げて評価する人は、国民民主党の支持層にも全然いないという結果」と語りました。

3月の最新意識調査では、国民民主党の支持率が上がり、内閣の支持率は低下しました。

「30年ぶりに年収の壁が多少動いたことに対して、国民民主党に対する評価が世論全体で高まっている」と米重氏。物価高に対する一つの有効な解決策として、世論から「年収の壁の見直し」が求められ、それを全力で推進している国民民主党が、非常に評価されています。

一方で、十分な答えを出さない政府与党はあまり評価されず、それが政党の支持率や内閣の支持率に影響し、結果として数字に現れたと解説しました。

高校授業料の無償化について

2つめの質問は「高校授業料の無償化」についてです。

Q.高校授業料の無償化について、2026年度から所得制限を撤廃し、私立授業料の全国平均である45万7000円に引き上げる見通しとなりました。あなたは、高校授業料の無償化の案を評価しますか?

選択肢は「大いに評価する」、「ある程度評価する」、「どちらともいえない」、「あまり評価しない」、「全く評価しない」で調査しました。

MC千葉「若干、評価しないの方が多いと見た方がいいのでしょうか?」

米重氏「そうなんです」

高校授業料の無償化は、一昔前は政策として注目をあびましたが、今では「世論の評価は渋く、最近の報道各社の調査からも、半々の評価」と米重氏。

高校授業料の無償化の政策を進めていた、日本維新の会の支持層では、「評価する」が半分近くで、「どちらとも言えない」が約4割の回答でした。

米重氏は「維新の支持層ですら必ずしも『評価する』一辺倒ではない」と解説します。

人口減少を克服するために、「教育の無償化」が非常に重要なトピックだとの考えもあります。

しかし、世論調査で有権者に重視する政策を聞くと、「教育や子育て」をあげる人は20代、30代が中心で、それ以外の世代は、あまり興味を持たないという状況があると米重氏。

経済の方が、現役世代にとってはすごく深刻な課題で、重要なトピックともいえます。

米重氏「おそらく相対的に見た時に、この103万円の壁というトピックがなければ、もうちょっと評価された可能性はあるかもしれないなとも思います」

兵庫県知事の問題について

最後の質問は「兵庫県知事の問題」についてです。

Q.兵庫県議会の百条委員会は、斎藤知事の“パワハラ”などの疑惑について、内部告発文書に「一定の事実が含まれていた」と結論づけました。あなたは、今後どのような対応が必要だと思いますか?

選択肢は「斎藤知事が辞職し知事を選び直す」「兵庫県議会を解散し県議を選び直す」「対応は特に必要ない」「わからない、答えない」で調査しました。

米重氏「この問題に対して、少なくとも全国の人たちに聞いた時には、また辞めて選び直した方がいいのではないかという結果になっています」

兵庫県民がどう評価するのかは、この調査で十分なことは言えません。

しかし「全国として見た時には、斎藤知事に対する目は『若干厳しい結果』」と解説しました。

支持政党別で、結果に大きな差はありませんでした。

日本維新の会を含む野党の支持層では、半分からそれ以上の方が「知事を選び直す」を回答。

「県議を選び直す」は、どの政党の支持層でも「比較的少ない」という結果でした。

MC千葉「ネットと電話の違いで『対応は特に必要ない』の割合が違う印象を受けます」

本来であれば、百条委員会の議論を経てから出直し選挙をした方が、わかりやすい段取りでした。

しかし、斎藤知事は不信任決議案が可決され出直し選挙をしていて、順番がねじれた状況です。

米重氏は「そういうところに対して、若干の迷いはあるのかな」と述べました。

動画本編はこちら!

高校授業料の無償化の評価が低い理由とは?政党別の調査結果も解説!

選挙ドットコムちゃんねるは毎週火曜日から日曜日に公開!

ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

この記事をシェアする

選挙ドットコム編集部

選挙ドットコム編集部

2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

選挙ドットコムの最新記事をお届けします

採用情報

記事ランキング

ホーム記事・コラム「高校授業料無償化」&「年収の壁見直し」!最新意識調査でわかった評価の分かれ目とは?

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode