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2025年2月20日に公開された動画では、JX通信社代表の米重克洋氏をゲストにお迎えして、石丸新党への期待度や紙の保険証が復活してほしいか、選挙でのSNS規制などの最近話題のニュースに関する世論調査の結果を紹介していきます。

【このトピックのポイント】
・石丸新党の期待度は高くない！？
・紙の保険証の復活を願うのは高齢者女性？
・安易なSNS規制は、言論の自由の崩壊が進む？

石丸新党への期待度について

1つめの質問は、石丸新党への期待度についてです。

Q．あなたは、元安芸高田市長の石丸伸二氏が設立した地方政党「再生の道」に期待しますか？

「大いに期待する」、「ある程度期待する」、「どちらともいえない」、「あまり期待しない」、「全く期待しない」の５つの選択肢で調査しました。

MC千葉佳織「ウエイトとしては『期待しない』の方が目立ちます」

「期待しない」が最も多く、「期待する」と答えた方は１〜２割、「どちらとも言えない」という中間的な回答も結構大きなウエイトを占めました。

この結果に米重氏は過去の同じような調査結果を見ても「最初から、すごく高い期待を持っている新党はそんなに多くはない」とコメントしました。

性別の内訳は、「期待する」と答えた方は女性よりも男性の方が少し多い結果です。

昨年の都知事選での石丸氏の支持層も、男性が多い傾向がありました。

一方で、「期待しない」と答えた方も男性の方が多いという結果に。

米重氏は「政治意識がはっきりしているのは男性の方が多いという影響もあるかもしれない」と分析しました。

年齢層別では、60代以上で「期待しない」と答えた方が6〜7割と圧倒的に多い結果でした。

一方、相対的に若い世代は「期待しない」と答えた方は少なく、「期待する」と答えた方が多い傾向があります。

MC千葉「支持政党別ではいかがでしょうか？」

ネット調査では、自民、維新、国民民主の支持層の3割弱が「期待する」と答え、この3党間で大きな差はありませんでした。

石丸氏の支持層と国民民主の支持層が重なっているという声もありますが、「言うほどでもないかな」と米重氏。

立憲は「あまり期待していない」が多く、「年齢や保守的、リベラル的のような部分も多少影響しているのかな」と解説しました。

紙の保険証の復活法案について

2つめの質問は、紙の保険証の復活法案についてです。

Q.立憲民主党が「紙の保険証」を復活させる法案を提出しました。あなたは、紙の保険証を復活させるべきだと思いますか？

「復活させるべきだ」、「どちらともいえない」、「復活させる必要はない」の3つの選択肢で調査しました。

MC千葉「結構ばらけていて、『どちらとも言えない』も多いなという印象です」

米重氏「賛否が分かれてますし、迷う人もその分多いということ」

「復活させる必要はない」という人は、ネット調査で若い人が少し多い傾向があります。

一方「復活させるべきだ」という回答は、高齢の女性が多い傾向に。

米重氏は「高齢の女性に関しては、マイナンバーカードや保険証で、若干の不安やついていけない感が強いということはあるかもしれない」と語りました。

MC千葉「立憲民主党からの法案の提出ですので、立憲が賛成が多いという傾向はありますか？」

立憲民主党と共産党の支持層に関しては、比較的「復活させるべきだ」という答えが多い結果でした。

マイナンバーカードに関して以前調査をした時も「政府の情報を預けることを嫌がる人が、相対的に野党支持層に多いという似たような傾向があった」と米重氏。「そういう傾向が多少出てるのかなと思います」とコメントしました。

選挙中のSNS規制について

3つめの質問は、選挙中のSNS利用規制についてです。

Q.あなたは、選挙期間中のSNSの利用について、規制を強化すべきだと思いますか？

「規制を強化すべきだ」、「どちらともいえない」、「規制を強化する必要はない」の3つの選択肢で調査しました。

今回の調査結果では、「規制を強化すべきだ」が一番回答が多い結果に。読売新聞の世論調査での似たような質問でも、72％が規制に前向きでした。

米重氏は「なんか『民が自ら言論の規制みたいなものを所望する』みたいな調査結果になってるのは若干興味深い」とコメント。

最近の選挙でのインターネット上での誹謗中傷やデマの拡散などは、名誉毀損や違法性が明白なものは取り締まるべきです。

一方、SNSを含めどういう場であろうが「発言においての自由度は担保されるべきだ」と米重氏は強調します。

取り締まることや規制は技術的にすごく難しい部分があるため、適当にバサッと網をかけた結果、規制すべきではないところにも網がかかる可能性があることに懸念を示しました。

特に、現在の公職選挙法は、ネット選挙に関しては政治家と市民のコミュニケーションよりも禁止事項や制約が念頭にある法律になっています。

今回の調査結果のような規制論がきっかけで、「権力が一般市民に猿ぐつわをはめるような規制に発展していくことは私は否定できないと思う」とコメント。

米重氏「そういうことを含めて、選挙のSNS規制が本当はどうあるべきかをちゃんと議論していく必要がある」

動画本編はこちら！

石丸新党の期待度が最も高いのは東京！全国的に知名度が上がっても、期待度はまだまだ？

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