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2024年12月6日に公開された動画ではゲストに日本維新の会の藤田文武衆院議員をお招きし、「2024衆院選そして党運営3年の戦略と総括」というテーマについて語っていただきました。
衆院選を「敗戦」と位置付けた背景とは?維新の課題と今後の展望を徹底分析します。
【このトピックのポイント】

今回の衆院選で日本維新の会は165名を擁立しました。獲得した議席は38で、公示前と比較すると6議席減となりました。また、比例代表は約300万票減少。先日公開された衆院選総括「幹事長ノート」ではこの結果を「敗戦」とまとめています。
藤田氏「一言でいうと悔しい結果ですね」
党全体で見るとかなり厳しい結果ではありましたが、大阪府内では19の小選挙区すべてで日本維新の会が勝利しており、揺るがない強さを印象付けました。
しかし、これについても藤田氏は事前の世論調査で接戦の区が多かったことや劣勢の区があったことを挙げ「非常に厳しい選挙だったのは間違いない」とコメントしました。
一方で滋賀1区や広島4区、福岡11区など関西以外の小選挙区での当選については高く評価。議員一人一人が選挙を戦いきる力をつけることが重要との見方を示しました。

また、比例票を300万票減らしたことについては「我々の改革姿勢とメッセージが伝わり切らなかった」と振り返りました。
さらに、藤田氏は今回の衆院選で国民民主党が躍進したことに言及。「広報、それから玉木さんの討論力が寄与したことは間違いない」とコメントし、維新がアップデートするべき課題であるとまとめました。

「幹事長ノート」で藤田氏は「『ネット地盤』を通じて訴求できた政党が躍進」と総括しています。
最新のSNS戦略について藤田氏は「個別にターゲットとクリエイティブ(メッセージ)を合わせていく」「自分たちが発信するだけじゃなくてほかの人にも発信してもらえる」という戦略が必要だったとコメント。
それに対し維新の戦略について「古い手法にとらわれすぎていた」と振り返りました。
実際に代表選以降、吉村洋文氏が単独で出演するYouTube動画が公開されるなど総括を踏まえた新しい試みをスタートさせているように見受けられます。
「ファンミーティング的なYouTubeライブは特に若い政治家の必須ツールになる」と藤田氏。「暇になるんでやろうかな。前幹事長の思いぶっちゃけます、みたいな」とコメントし笑いを誘いました。

これまで政治の腐敗に切り込む改革政党のイメージがあった維新ですが、今回の衆院選ではそのイメージがうまく伝わらなかった印象がありました。
その点について問うと、自民党との政治改革の議論や交渉については反省点があると藤田氏。「維新のポジションが既存政党として見られたというのは非常に大きかった」と振り返りました。
もう一つ、藤田氏が言及したのは公約がわかりにくかったのではないかという点です。今回躍進した国民民主党は関心の高い国民生活に絞って訴求していました。
維新は政治改革と国民生活の両方を訴求したことでかえってぼやけてしまったのではないか、と藤田氏は分析。
「僕はこの結果を見て(中略)国民生活を良くするんだってことにコミットすべきなんじゃないかなと」とコメントし、メッセージの発信の仕方について党内で議論すべき課題であるとしました。

幹事長として3年間で最も注力したことについて「大阪以外の地域を強くすること」と藤田氏。党本部機能の強化もその一環であると説明しました。
また、藤田氏は「政党を経営する」というコンセプトのもと、中期経営計画を策定・発表しました。参院選、統一地方選挙、衆院選と3つの目標が設定されていましたが1番のゴールは今回の衆院選だったとのこと。
衆院選では残念ながら目標を達成することはできませんでしたが、藤田氏は「戦略自体は、またはそこで汗をかいてきてくださった皆さんのアクションは間違ってなかったという自負はあります」と振り返りました。
票を伸ばしきれなかった、計画を達成できなかった原因として藤田氏は期待感不足を挙げます。与党でもない、野党第一党の立憲民主党でもない第三の選択肢に、維新がなりきれなかったと分析しました。
藤田氏「メッセージの出し方や僕らの普段の政党としての信頼がまだまだ追いつかなかったっていうことかなと思ってます」
新執行部については、これまで構築した仕組みを生かしながら改善すべき部分は大きく舵をきって変えることができると藤田氏。また、執行部が入れ替わることで党の人材が増え層が厚みを増し、政権獲得に近づくのでは、と期待を寄せました。
藤田氏「ぜひ新執行部の皆さんは思い切ってやってほしいし、僕も支えたいと思います」

最後に、幹事長を退任した今後について問うと、衆院選では地元にほとんどいられなかった点に言及し「地元に根付いて心を寄せたい」とコメント。
また、日々決済に追われる幹事長は目線が短期的になりがちであるとし、長期的な目線をもって実力アップに努めたいとしめくくりました。
藤田前幹事長と敗戦分析!中期経営計画を振り返る!
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