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2024年8月22日に公開された動画のテーマは、自民総裁と立憲代表に誰を望む?です。
ゲストにJX通信社代表の米重克洋氏をお招きし、自民党総裁、立憲民主党代表に誰がふさわしいのか、岸田首相の不出馬を評価するのかなどについての最新の調査結果を解説してもらいました。
【このトピックのポイント】

MC千葉佳織「今年9月に予定されている自民総裁選と立憲代表選に向けて動きが慌ただしくなってきましたね」
米重氏「この後の選挙や政治情勢の全てに影響する。そういう意味で、これはものすごく重要な話題、イベントですね」
自民党の総裁選挙のトピックです。
MC千葉「岸田首相の不出馬の表明に、私はびっくりしました。米重さんはどうですか? 」
米重氏「率直に、驚きましたね! 」
米重氏は、世論調査や情勢調査という観点から言うと「岸田さんを顔にして、自民党が解散総選挙を行った場合に、200議席に届かない可能性が高い」と予測していたそうです。
米重氏は「(岸田首相が)引かれるという判断自体には違和感はないですが、タイミングといい、サプライズはやっぱりあったなと思いますね」

MC千葉「ここに並んでいる方も含めて10名以上の方が出馬検討中と。こんなこともあるんですね」
米重氏「やっぱり派閥がなくなったって、本当なんだなって正直思いました」
派閥は、総裁選のためにポストと金の配分をするためにグリップを効かせる存在でもありました。グリップが効かないと、出たい人みんなが手を挙げるような状況に……。
米重氏「これは結構見たことのない光景だなと思います」
立候補には、推薦人が20人必要です。
自民党議員は、370人弱いるため、頑張ったら集まる人数なのでしょうか。
米重氏は「推薦人になるのは、借金の連帯保証人になるようなもの」という話を聞いたことがあるそうです。
負けたら、その人もろとも干される可能性もあり「(推薦人になるのは)政治家にとって、すごく重たいことだ」と解説しました。

続いて、立憲代表選の話題です。
米重氏「収録時点で明確に出ますとおっしゃっているのは、枝野さん。野田さんは『熟慮中』という発言をされています」
米重氏「立憲民主党の代表選の顔ぶれは、前の代表と今の代表と過去の総理大臣」
以前、小川淳也氏がテレビ番組で「国会議員の差から言うと、立憲民主党で推薦人を20人集めるのは、自民党で言うと80人の推薦人を集めるのと一緒だ」と話していたそうです。
米重氏「選挙を活性化させるという意味では、ハードルを下げるという議論をしてもいいんじゃないかなと、私は期待します」

ここからは、電話調査とネット調査の結果です。
まずは「岸田首相の不出馬について。岸田文雄首相が秋の自民党総裁選に出馬せず、首相を退任する意向を表明しました。あなたはこのことを評価しますか」という質問です。
MC千葉「ネット、電話のいずれも『評価』の方が目立つと。この評価は、どういう評価なのでしょうか」
米重氏「責任を取ると言う一つの分かりやすい形として、トップリーダーがやめるという部分に対して『一旦区切りをつけた』という評価が大部分ではないかと思います」
MC千葉「逆に『評価しない』を選択される方はどういう理由なのでしょうか」
米重氏「『どちらとも言えない』という中間的な人も含め『責任を取ったことにならない』し、『政治不信は変わらないよね』というスタンスなんだと思います」

こちらは「あなたは、次の自民党総裁として最もふさわしいのは、次のうち誰だと思いますか?」という質問です。
MC千葉「こちらは支持率なのでしょうか?どういう数字だと見るとよいのでしょうか?」
自民党総裁選は、議員票と党員票の組み合わせで、第1回投票が決まります。
米重氏は、今回の調査は全国民から抽出しているため「ある意味、人気投票というか、世論的には誰が1番人気なんだということを示す数字に過ぎない」と解説しました。
石破氏、小泉氏、高市氏という順番については、他社での調査でもほぼ同様の結果がでています。
石破氏の支持率がダントツですが「野党支持層や無党派層にウエイトが結構ある」と米重氏。「自民党支持層に限ってみると、結構、小泉さんといい勝負になったりする」とコメントしました。
米重氏「石破さんが人気というより、転換とか刷新というところが1番に来ているのが大きなポイントかなと思います」

また、今回の調査では、小林鷹之氏が6%近い数字で、河野太郎氏と並ぶような状態になりました。
米重氏「これはちょっと異変というか、見るべきポイント」
6月の同じような調査では、小林鷹之氏の名前は、選択肢にあがりませんでした。
他社の調査でも、小林氏は0〜1%でしたが、岸田首相の退陣表明をしてから、急激にメディア露出が増加。
Googleのトレンドや検索ボリュームは、主要候補の中で1番多い結果になっています。
米重氏「どれぐらい数字が伸びてくるかというのは、見ておかないといけない要注意ポイントですね」

次は「あなたは、次の立憲民主党代表として最もふさわしいのは、次のうち誰だと思いますか?」という質問です。
圧倒的な1位が野田氏であり、2位泉氏、3位枝野氏と続きます。
米重氏「内訳を見ますと、立憲民主党の支持層では、枝野さんと泉さんが逆になり、野田さんに枝野さんがちょっと近づいたりします」
野田氏は今の立憲民主党の顔ぶれの中では、比較的『信頼感が、どちらかといえばある』という見られ方をしている可能性があると、米重氏はコメント。
米重氏「野田さんが出馬するとなったら、立憲民主党の『党の支持率にどう影響するか?』は、結構見どころなんじゃないかなと思います」

MC千葉「米重さんが今後注目しているポイントはありますか」
米重氏「単純に、誰がなるのかというところが、非常に重要なポイント」
今回の調査は、「人気投票と知名度調査みたいなところ」ですが、今後議論が進むと「どういう政策を実現したいか、どういう国の姿を実現したいか、どういう党運営をしていきたいかということが議論され、その文脈を伴って支持率が変わってくる」と解説します。
米重氏「誰がなるのかと、その人がどういう背景を伴って国民から支持されているのか、その政策や議論の方向性を一切合切、見ていく必要があると思います!」
今後の自民党総裁選、立憲代表選の議論に注目していきましょう!
「有権者は馬鹿じゃない!」米重氏が熱く語った言葉の真意とは?!
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