2024年8月9日は、長崎市に原爆が投下されてから79年目を迎えました。同日に市内で開かれた平和記念式典への招待国をめぐって、G7各国の複数の駐日大使が式典不参加を表明する異例の事態となりました。主催者の長崎市の鈴木史朗(すずき・しろう)市長は複数回説明に立ちましたが、市の判断には賛否両論が上がっている状況です。このコラムでは、長崎市の鈴木市長の経歴、式典で発信した内容を紹介します。
鈴木氏は1967年生まれ、長崎県長崎市出身です。
東京大学法学部卒業後、運輸省(現 国土交通省)に入省。観光庁企画室長、第5管区海上保安本部長、九州運輸局長などを歴任しました。
2023年4月の長崎市長選挙で初当選し、現在1期目です。同選挙は前市長の引退に伴う、元県議ら新人4人の戦いとなりましたが、6万5520 票を獲得しました。
8月9日に長崎市内で開かれた平和記念式典での「平和宣言」では以下の通りに語りました(一部抜粋)。
核保有国と核の傘の下にいる国の指導者の皆さん。核兵器が存在するが故に、人類への脅威が一段と高まっている現実を直視し、核兵器廃絶に向け大きく舵を切るべきです。そのためにも被爆地を訪問し、被爆者の痛みと思いを一人の人間として、あなたの良心で受け止めてください。そしてどんなに険しくても、軍拡や威嚇を選ぶのではなく、対話と外交努力により平和的な解決への道を探ることを求めます。
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