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2022年6月21日に公開された動画のテーマは……参院選東京選挙区・最新情勢調査!
ゲストに政治ジャーナリストの角谷浩一氏をお招きし、激戦の東京選挙区の最新情勢について語っていただきました。
当選をもぎとるための戦略とは?
【このトピックのポイント】
・先週調査から順位に変動あり。ファーストの会の荒木氏が混戦グループ入り
・立憲民主党の松尾氏は苦戦が続く。都連の支援体制固まらず?
・混戦グループは支持層固めが鍵を握る。「候補者自身の戦い」次第で情勢がガラッと変わる可能性あり
最新の情勢調査では、現職の4名が先行。混戦グループでは新人6名の激しい戦いが予想されています。
前回調査と比較すると、混戦グループ内で松尾氏と乙武氏の順位が入れ替わり、荒木氏が追い上げグループを抜けて混戦グループに入りました。
【関連】【参院選2022】大混戦の東京・埼玉・神奈川・静岡・京都選挙区の情勢調査結果を発表!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
現在の情勢について、角谷氏は先行グループの中でも先頭を走る朝日氏について「地元周りをきちんとしている」と評価。朝日氏の先行に太鼓判を押しました。
一方、朝日氏と生稲氏の両方を当選させないといけない自民党としては、生稲氏への支援として朝日氏との票割や引退した中川氏の陣営のサポートが課題と分析します。
角谷氏「(2名当選について)自民党の都連は至上命令を出していると思いますね」
同じく2名候補を立てる立憲民主党は、蓮舫氏が先行グループ入りする一方で松尾氏は混戦グループの中でもやや苦戦気味です。
松尾氏は立憲都連の予備選を勝ち抜いて立候補が決まった候補。
角谷氏は、「都連としては全面的に支援する空気なはず」としつつ、現時点では「組織が固められていない感じがする」と松尾氏苦戦の背景を分析しました。
参院選は3週間にわたって行われます。今後の情勢について角谷氏は「期間が長いということは潮目が変わるということがある」とコメントします。
角谷氏の言う「潮目」が変わる要素については、ウクライナや円安、地震など生活への関連度に関わらずあらゆるものが起因する可能性があるとのこと。
その他にも報道の内容や政治家の失言などで選挙の流れがガラッと変わることもあり、「何があるかわからない」とまとめました。
MC鈴木は、自民党の生稲氏は当選がある程度手堅いとし、混戦グループの残りの5名で1枠を争う戦いになると予想します。
先行の現職4名、生稲氏と続いて最後の1枠となる6人目は誰になるのかが気になるところ。
MC鈴木の質問に対し角谷氏は「しびれる質問」としつつ、れいわの山本氏、ファーストの荒木氏のデッドヒートになるのではないかと分析します。
混戦グループの争いについて、各候補者の支持層はそれぞれ異なるとしたうえで、票の取り合いになるというよりは「自分のところの(支持)層をどうやって積み上げられるか」「自分との戦い」であると角谷氏はコメント。
山本氏と荒木氏にはそのポテンシャルがあるとしました。
また、東京選挙区の情勢を読む上で見落とせないのが先日実施された杉並区長選挙と杉並区議会議員補欠選挙です。
区長選挙では野党共闘の候補が現職に187票の僅差で勝利しました。
杉並区は2021年の衆院選で石原伸晃氏を落選に追い込んだエリアということもあり、区長選の結果について角谷氏は「変化を求める層が温存されていたことがありうる」と分析。
他の選挙区においても、同じような流れが生まれる可能性があると考察しました。
区議補選は1枠に9名が立候補し、5位までが2万票以上を獲得する非常に激しい選挙戦になりました。
角谷氏は候補者の共闘次第では結果が大きく変わった可能性があるとしつつも、「東京で偉い人たちが考える野党共闘だとうまくいかない」と東京選挙区についてはバッサリ。
地域に根差したボトムアップ型の選挙協力の重要性を説きました。
1週間で東京選挙区の情勢に変化あり!?激戦を勝ち抜けるのは誰?
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