(本記事は3月8日収録、11日公開の動画の内容を基に構成しています。)
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2022年3月11日に公開された動画のテーマは……注目!参院選東京選挙区
ゲストにジャーナリストの鈴木哲夫氏をお招きし、夏に控えた参院選の東京選挙区について語っていただきました。
各党が擁立する候補者とは?
都民ファーストの会からは、代表の荒木氏が立候補する方向で調整が進んでいるようです。
鈴木氏が取材したところによると、今回の荒木氏の立候補は小池氏の肝いりとのこと。
その理由について鈴木氏は2つの可能性を挙げます。
1つは、荒木氏を国政に送り込むことで小池氏が国政入りするときの準備をさせること。
もう1つは今後の自身の進退を踏まえ、荒木氏に仕事を用意したという見方があります。
いずれにしても本心は小池氏のみぞ知るというところのようです。
国民民主党との関係については、連携はあっても合流はないだろうと鈴木氏は見ています。
というのも、国民民主党は日本維新の会と連携を強めており、その一方で維新の会の松井氏と小池氏はお互い警戒しあっているというのがその理由です。
「選挙協力、統一候補というような形で荒木さんを国民とファーストが一緒にやる、という構図になるのでは」とコメントしました。
立憲民主党東京都連は、参院選東京選挙区に擁立する2人目の候補者を公募し、予備選挙で選出すると発表しています。
東京選挙区はすでに蓮舫氏の公認が決まっており、もう1つの椅子を争う予備選となります。
これにより、同じく改選を迎える小川敏夫氏は参院選立候補が難しい状況に。
小川氏からは抗議の声があがっています。
鈴木氏は立憲民主党にとって東京は重要な選挙区であるとし、「もう少し結束しないといけない」「早めに決着させないと」とコメントしました。
ここからは、前回2016年の参院選東京選挙区の結果をおさらいしておきましょう。
前回当選している自民党の中川氏は、すでに政界引退を表明しており、後継選びが注目されます。
乙武氏は中川氏の後継について、女性候補者や中川氏と同じ官僚出身者を擁立する可能性を挙げましたが、鈴木氏は中川氏が所属する清和政策研究会からの立候補を予想しました。
公明党の竹谷氏、共産党の山添氏も立候補が見込まれる中、ここにファーストの会から荒木氏が立候補。
さらにまだ名前は出ていませんが、日本維新の会からも立候補者が出ることはほぼ確実であり、東京選挙区はかなりの激戦になりそうです。
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