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2022年2月9日に公開された動画のテーマは……野党共闘に暗雲!?立憲と共産どうなる?
ゲストにフリージャーナリストの畠山理仁氏をお招きし、立憲・泉健太氏の白紙宣言の背景について語っていただきました。
野党共闘の行方は?
立憲民主党の泉健太氏が「次の衆院選、参院選での共産党との連携は白紙にする」と発言したことに対し、共産党の小池晃氏が「見過ごすことができない発言だ」と反発を強めています。
泉氏の「地域レベルの協力にしたい」という発言について、畠山氏は「立憲民主党が主導権をとって協力を進めていきたい」という考えと、前回の総選挙において選挙協力体制が強く非難されたことに対する反省があるのではないか、と分析します。
今後については、有権者に対して「選挙に行ったら自分たちの意思が反映されるかもしれない」という期待感を高めていくことが重要であるとし、このまま野党同士で言い争いを続けることは選挙離れを加速させてしまうのでは、とコメントしました。
その状況下で、あえて「白紙にする」と強い表現をした意図については、連合への配慮があるのではないかと畠山氏は考察します。
泉氏の白紙宣言に対して、立憲民主党の支持団体である連合の芳野友子氏は「白紙の意味を明確にすべき」としています。
畠山氏「どんどん踏み絵を迫ってくる感じですよね」
乙武氏「追及の手をゆるめないですね」
立憲民主党は共産党と連合の板挟み状態にあるといえそうです。
乙武氏は「共産党と組むなら(連合は)国民民主党に行きますけれど、と言えてしまう」とコメント。
立憲民主党の今後の判断が気になるところです。
過去の参院選を振り返ってみると、野党共闘なしに選挙に勝つのは難しそうです。
32ある1人区で野党共闘した2019年、2016年はそれぞれ10勝、11勝したのに対し、2013年は1人区で2勝という結果となっています。
畠山氏「協力しないと戦えないんじゃないかと思いますね」
現在の状況としては、自公も相互推薦で揉めています。
「野党が共闘すれば逆転もある?」とする乙武氏に対し、畠山氏は「公明党にとっては選挙で勝てるかどうかが大事なので、今は交渉のためにそう言っているのでは」とコメントしました。
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