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2022年3月31日に公開された動画のテーマは……参院選にむけて進まぬ候補者調整!?
参院選まで3か月を切ってもなお難航している、野党一本化について解説します!
【このトピックのポイント】
・立憲と国民の候補者調整に共産党は不快感
・連合は野党共闘を問題視せず・立憲と国民は仲直りできるか?
・立憲は「野党共闘」がNGワード?
選挙ドットコムでもたびたび取り上げてきた野党一本化問題。
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参院選まで3カ月を切った現在の動きをチェックしてみましょう。
共産党の志位委員長は、立憲民主党が国民民主党と参院選に向けて候補者調整を続けていることに不快感を示しました。
国民民主党に対しては「協力の対象にはならない」とバッサリ。
その理由は、国民民主党が政府の令和4年度予算の採決で賛成に回ったことにあります。
当時は立憲民主党の泉氏も国民民主党に対して「野党とは言えない」と批判していたこともあり、志位氏からすれば「立憲は言っていることとやっていることが違う」というところでしょうか。
とはいえ、立憲民主党としては国民民主党と協力しなければ、選挙を勝ち抜くことが難しいという現実的な問題があるのも事実です。
また、連合と立憲の関係にも進展があったようです。
立憲民主党が共産党などと1人区で候補者の一本化に向けて調整を始めたことに対し、連合の芳野氏は「党の選挙戦術上の問題で、関知するものではない」と静観の構え。
少し前までは共産党との連携に拒否反応を示していましたが、方針転換を見せています。
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芳野氏は国民民主党と立憲民主党についても「3者連名で政策協定を結びたい。引き続き働きかけていきたい」とのこと。
相互推薦の件で距離を取っていた自民党・公明党が再び接近したことから、立憲民主党と国民民主党も仲違いしている場合ではないという結論になったのかもしれません。
その他の野党の動きとしては、市民連合がれいわ新選組に野党連携を呼びかけたという報道が出ています。
国民民主党が離れて戦うとなると、「野党共闘」陣営からするとかなり厳しい選挙になることが予想されます。
このニュースに関しては、れいわの山本氏がどのような反応をみせるかも気になるところです。
立憲民主党は候補者調整そのもの以外に、表現にも苦慮しているようです。
昨年の衆院選での共産党との協力体制が批判されたこともあり、「野党共闘」「一本化」「協力」といった言葉がNGワードになりつつあるとのこと。
しかし、実際に立憲がこの協力体制を「野党共闘」と表現したことはほとんどありません。
前代表の枝野氏にいたっては代表辞任にあたっての記者会見で、「野党共闘」という言葉を使っていないことを明言。
メディアが表現し、共産党が使用したことで広まってしまいましたが、立憲が表現に苦慮しているというのはミスリードというのが実際のところのようです。
一方で、立憲の泉氏は取材時に「一本化」と言いかけたところを慌てて訂正する一幕があり、裏では使っているのかもしれませんね。
MC乙武氏の歯に衣着せぬコメントと、平河氏のわかりやすい解説で政局の今をチェック!
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