2月2日に告示された前橋市長選には、現職の山本龍(やまもと・りゅう)氏(60)、共産党が推薦する新人の店橋世津子(たなはし・せつこ)氏(58)、新人の海老根篤(えびね・あつし)氏(72)、新人の佐田玄一郎(さた・げんいちろう)氏(67)、新人の岩上憲司(いわがみ・けんじ)氏(47)、新人の中島資浩(なかじま・もとひろ)氏(48)の無所属6名が立候補しました。投開票は2月9日に行われます。
今回は山本市政への是非、中心市街地の活性化などが主な争点と考えられます。保守勢力は3分裂、さらに公明・共産以外は与野党ともに自主投票となり、大混戦となっています。
山本氏は草津町生まれ、早稲田大学商学部卒業。衆議院議員の小渕恵三氏秘書を経て、1995年に群馬県議会議員に初当選。2011年まで通算4期務めました。2012年の前橋市長選に初当選、2016年に再選。今回は3期目への挑戦となります。
山本氏は「2020マニフェスト」を掲げました。
店橋氏は前橋市生まれ、群馬県立保育大学校卒業。保育士を経て、新日本婦人の会前橋支部、日本共産党群馬県委員会などに勤務。2001年の前橋市議選に当選し1期務めました。現在は日本共産党前橋地区委員長副委員長を務めています。これまで衆院選・参院選に各2回立候補しました。
店橋氏は「福祉や子どもにあたたかい市政へ」をスローガンに以下の政策を掲げました。
海老根氏は太田市立生品中学校卒業。会社員、学習塾経営、不動産賃貸業等に従事しました。2015年のみどり市議選に当選し、1期務めました。2011年の桐生市長選、同年の群馬県知事選などに立候補しました。
海老根氏は以下の政策を掲げました。
佐田氏は前橋市生まれ、北海道大学工学部卒業。1990年の衆院選に立候補し初当選。以降、9期27年間務めました。大蔵政務次官、文部政務次官、郵政総括政務次官、総務副大臣、内閣府特命担当大臣(規制改革)などを歴任しました。
佐田氏は「皆さんと一緒に前橋再生を実現します!」をスローガンに以下の政策を掲げました。
岩上氏は前橋市生まれ、東京農業大学農学部造園学科卒業。2005年の群馬県議選に初当選し、5期務めました。決算特別委員長、発議条例等の検証に関する特別委員会副委員長、弱者・高齢者対策特別委員会委員長、自由民主党群馬県支部連合会総務会長などを歴任しました。
岩上氏は「県都再生ラストチャンス!!」をスローガンに以下の政策を掲げました。
中島氏は前橋市生まれ、中央大学法学部政治学科卒業。参議院議員・久世公堯氏の公設第二秘書等を経て、2001年の前橋市議選に初当選、2005年に再選。2003年に高崎経済大学大学院地域政策研究科修士課程修了。2005年の群馬県議選に初当選し1期務めましたが、2009年の前橋市議選に再び立候補し3期目の当選。続く2013年(4期目)、2017年(5期目)にも連続当選しました。
中島氏は「市民とつくる前橋の未来!」をスローガンに以下の政策を掲げました。
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