2017年12月13日の伊那市議会12月定例会での一般質問において、任期満了にともなう伊那市長選(4月15日告示、22日投開票)に白鳥孝氏が立候補を表明しました。
白鳥氏は現職の伊那市長で、3選を目指し無所属での立候補です。なお、同市長選には無所属で新人、元市議の八木択真氏も立候補を表明しています。
白鳥孝氏は1955年5月25日、長野県伊那市西箕輪中条の生まれで現在62歳です。長野県伊那北高等学校を卒業後、立教大学社会学部に進学。同大学を卒業後、1979年に信英蓄電器箔株式会社に入社します。2004年には旧伊那市の収入役に就任。2006年に旧伊那市・高遠町・長谷村の合併により新制伊那市が誕生し、同年、現伊那市の収入役に就任します。
2007年には伊那市副市長に就任し、2010年に辞任。2010年の市長選挙に立候補して初当選します。2014年の同選挙で再選を果たしました。
白鳥氏は「市民が、誇りと夢と希望をもって伊那市に生きる、ここに暮らし続ける(という)決心を具現化するために、3期目の市政を担わせていただきたい」とし、今後の取り組みとして、日本を支える地方都市のモデルとして「50年の森林(もり)ビジョン」や低炭素社会の実現推進、産学官共働によるIoTやAI を活用した地域の課題解決や産業創出に向けた取り組み、などをあげています。
伊那市の運営する「i-na movies」には「50年の森林ビジョン」について以下のような目標が設定されています。
50年の森林(もり)ビジョン
【自然・森林資源に対する目標】
・生物多様性を中心とした自然環境の保全と向上
・山地保全と水資源保全の機能向上
・森林整体系の健全性と活力の向上
【市民が担う目標】
・森林の生産力と林業経営の向上
・市域の持続可能な経済発展を担う林業・木材産業活動の推進
・森林・林業の要請に応える住民参加の推進
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