間もなく22日に、衆議院選挙が投開票を迎えます。全国に289ある小選挙区と11ブロックある比例代表に合計1180人の候補者が立候補しています。
野党の分裂などにより、いくつかの選挙区では候補者が乱立しており、有権者としてはどのように情報収集して投票先を選んだらいいのか戸惑っている方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、各立候補者の主張や人柄、バックグラウンドなどの情報を集めるための手段をまとめてご紹介します。
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目次
公示後、しばらくすると各家庭に新聞と同じ大きさの「選挙公報」が配られます。各候補者の顔写真と氏名、主な政策などが記載されていますので、チェックしてみてください。
届いていない場合はお住まいの市区町村の選挙管理委員会(または総務課)に問い合わせるか、役所(役場)や最寄駅で配布している場合があるので確認してみてください。
NHKテレビ、NHKラジオと民放1局(比例区は北関東ブロックと東京ブロック以外はNHKのみ)で、各政党の候補者紹介と政策について放送されます。放送日程は各都道府県の選挙管理委員会のウェブサイト等で公開されますのでそちらをご確認ください。
ただし、小選挙区については無所属および政党要件を満たしていない政治団体の候補者の政見放送はありませんので注意が必要です。
選挙中、候補者のポスター掲示板が学校や公園などの公共施設などに設置されます。基本的に名前と顔写真、所属政党と簡単なスローガン程度の情報しか書かれていないことがほとんどですが、各候補者が最も訴えたい一言が書かれていますので参考になります。
2014年にインターネットによる選挙活動が解禁されてから、各陣営のネット上での運動も激しさを増しています。
選挙ドットコムの衆議院特設サイトでは各候補者の公式ウェブサイト、Twitter、Facebookアカウントのリンクが掲載されています。自分の選挙区から立候補している候補者から直接発信されているので、選挙公報や政見放送では収まりきらない細かい情報を得ることができます。また、政党のウェブサイトでは公約集などがダウンロードできることが多いのでそちらもチェックしてみてください。
さらに、Yahoo! みんなの政治では選挙ドットコムも協力の上、「ボートマッチ(政党との相性診断)」と呼ばれる各政党へのアンケートをもとに、自分の考えに最も合致する候補者を数値化して選んでくれるサービスを公開しています。そちらも確認してみてください。
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選挙区内の駅頭などで街頭演説が行われています。時間のあるときにはぜひ立ち止まって候補者本人の言葉を聞いてみてください。また、演説会中はビラの配布が公職選挙法で認められていますので是非受け取って政策を吟味してみましょう。
街頭演説のスケジュールは各候補のウェブサイトやSNSのほか、これから行われる街頭演説の予定や過去に行われた演説の動画をGoogleマップ上に示したサービス「2017年 衆議院議員選挙 「街頭演説動画マップ」(チャリツモ)」もとても便利ですので、ぜひ有効活用してみてください。
また、公共施設などを利用した個人演説会も公職選挙法で開催が認められています。候補者から発信される情報をチェックして訪ねてみましょう。個人演説会に参加すると、その候補をどんな人たち、どんな団体が支援しているのかも見えてきて選挙の構図がよりわかりやすくなることもあります。
演説会の日程にはなかなか都合が合わない、という方には選挙事務所の訪問をお勧めします。初めての方にはハードルが高いかもしれませんが、候補者や陣営は一人でも多くの有権者に候補者の考え方を知って欲しくて運動をしているので、来客を歓迎してくれる事務所がほとんどで、忙しくてもビラなどの印刷物くらいはもらえるでしょう。運が良ければ候補者本人と話をすることもできるかも!?
選挙がはじまるとテレビや新聞、雑誌、インターネット、口コミなどでさまざまな情報が飛び交います。有権者として後悔のない1票を投じるため、ぜひしっかりと情報を見きわめて投票所に足を運んでください。
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