小選挙区・比例代表合わせて1180人が立候補している今回の衆議院議員選挙。候補者全員の年齢や当選回数などのデータを使って、どんな方々がこの選挙に立候補しているのか、おおまかに捉えてみるため、様々な分析してみました。
・最年長:80歳 仲里利信 無所属 前職 沖縄4区
・最年少:25歳 笠原麗香 幸福実現党 新人 新潟5区
1180人中最年長は「オール沖縄」統一候補の仲里利信氏80歳。同じく現職最年長80歳だった亀井静香氏が引退してしまったため、仲里氏が単独の最年長となります。
最年少は8月に誕生日を迎えて被選挙権を得る25歳になったばかりの幸福実現党の笠原麗香氏。2人の年の差は55歳で、笠原氏が生まれた1992年に仲里氏は沖縄県議会議員に初当選しています。
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平均年齢は52.7歳ですが、分布のグラフを見ると40代後半、50代中盤、60代後半と3つの山があることがわかります。
1位 社民党:63.3歳
2位 自民党:55.4歳
3位 共産党:53.6歳
4位 立憲民主党:53.3歳
5位 公明党:53.0歳
6位 希望の党:49.1歳
7位 日本維新の会:48.0歳
8位 幸福実現党:47.3歳
その他の政党・政治団体
支持政党なし:59.0歳
新党大地:48.0歳
日本のこころ:42.0歳以下、候補者1名の政治団体
世界経済共同体党:73歳
新党憲法9条:70歳
日本新党:70歳
労働者の解放をめざす労働者党:67歳
議員報酬ゼロを実現する会:61歳
長野県を日本一好景気にする会:61歳
犬丸勝子と共和党:57歳
フェア党:53歳
都政を革新する会:29歳
社民党が2位の自民党より8歳近く平均年齢が高く1位。一方で、平均より若いのが希望の党、幸福実現党、日本維新の会となっています。
候補者の平均年齢が若い選挙区ベスト3
1位:神奈川7区 36.3歳
2位:東京23区 37.0歳
3位:北海道9区 39.3歳
候補者の平均年齢が高い選挙区ベスト3
1位:栃木2区 71.5歳
1位:福岡8区 71.5歳
3位:茨城3区 70.7歳
候補者の平均年齢が最も若い神奈川7区と最も高い栃木2区、福岡8区ではその差35.2歳とざっと1世代近く違うことがわかります。
1位:16回 小沢一郎 無所属 前職 75歳 岩手3区
2位:15回 野田 毅 自民党 前職 76歳 熊本2区
3位:13回 中村 喜四郎 無所属 前職 68歳 茨城7区
4位:12回 麻生 太郎 自民党 前職 77歳 福岡8区
5位:12回 菅 直人 立憲民主党 前職 71歳 東京18区
政界の重鎮たちが並んでいます。小沢氏に関しては1969年の初当選から一度も落選も辞職もなく、今回当選すれば衆議院在職50年という史上5人目の記録に届く見込みです。なお、女性で最も当選回数が多いのは野田聖子氏の8回で小沢氏の半分となっています。
1位:幸福実現党 36.8%
2位:立憲民主党 24.4%
3位:共産党 23.9%
4位:希望の党 19.6%
5位:社民党 19.0%
6位:公明党 9.4%
7位:日本維新の会 7.7%
8位:自民党 7.5%
全立候補者のうち、女性候補が占める割合は17.6%。政党別で最も多い幸福実現党でも三分の一強。「女性活躍推進」を唱える政権与党はそろって10%を割り込んでいます。
宮城1区、埼玉3区、東京1区、東京8区、東京10区、広島3区、広島4区:以上6人
野党間の調整がうまくいかなかったことにインディーズ系候補者の立候補が重なった選挙区などで、6人で1議席を争う構図になっています。
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