2017年10月22日に投開票が行われる第48回衆議院議員選挙において、千葉県第4区選挙区の候補者となっている野田佳彦氏の経歴を見てみましょう。
野田佳彦氏は1957年5月20日千葉県船橋市生まれで現在60歳です。千葉県立船橋高校、早稲田大学政経学部を卒業し、1980年に松下政経塾に入塾しました。
1987年に千葉県議会議員に初当選を果たし、2期務めた後1994年に衆議院銀選挙で初当選を果たしました。1996年は落選したものの、2000年に当選して国政に復帰しました。現在に至るまで通算7回の当選を果たしています。
これまで第95代内閣総理大臣や、財務大臣(館内閣)、財務副大臣(鳩山内閣)を務めました。また衆議院では懲罰委員長、民主党の国民運動委員長、広報委員長、最高顧問などを、民進党の幹事長、最高顧問を歴任しました。
野田氏はキャッチフレーズに「中庸の政治」を挙げており、その内容について
私たちの目の前には、国論を二分するような、複雑で困難な課題が山積しています。
あまりに先行きが不透明で、閉塞感に包まれているがゆえに、ややもすると、単純明快で分かりやすい解決策にすがりたいという衝動に駆られてしまうかもしれません。
しかし、「極論」の先に、真の解決はありません。
複雑に絡み合った糸を一つひとつ解きほぐし、進むべき道を見出し、一歩一歩、粘り強く、着実に進んでいく。
私たちの背負う明日(あす)への責任を果たす道は、中庸を旨として、意見や利害の対立を乗り越えていく先にしか見出せません。
と語っています。
希望の党が結成され公認候補が発表される前に、野田氏は自らの態度を明らかにしました。民進党から希望の党へ合流する党員が多い中、野田氏は無所属で今回の選挙に立候補する意向を明らかにしました。その理由として、「無所属の方が民主党の仲間を応援するのには行動しやすい立場。また従来の主張や発言もしやすい」としています。また希望の党へ合流した候補者には「打倒安倍政権が大切であり、大局を見失わず活動を」との思いを明らかにしています。
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