気が付けば7月も後半。7月は1年の折り返しにあたります。そこで選挙ドットコムでは、上半期に行われた選挙をまとめてみました!
今年の頭から、大きく話題となった都議選ですが、その裏では毎月全国各地で選挙が行われていました。知事選、市区町村長選、地方議員選挙、補欠選挙まで合わせると、その数なんと1月~6月で計539件(※無投票の選挙も含む)。特に選挙シーズンの4月には249回もの選挙が行われていました。
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それでは、2017年1月~6月に投開票が行われた注目選挙の当選者やトピックスを選挙ドットコムの人気記事とともに振り返ってみましょう。
1月15日、大阪府の四條畷市長選挙が行われました。
当選したのは無所属・新人の東修平氏。28歳3ヶ月での当選となり、現役では日本最年少の市長が誕生しました。当時現職だった対抗候補との年の差は33歳。約2000票の僅差で市議を4期・市長を1期務めたベテランに競り勝ちました。
当選者:東修平氏
得票数:10,659票
投票率:42.18%
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2月5日、東京都の千代田区長選挙が行われました。
当選したのは無所属・現職4期目に挑んだ石川雅己氏。小池百合子氏が石川氏を推し、自民党が対抗馬を出したことから「小池vs自民党の代理戦争」と言われたこの区長選は、1981年以来の投票率50%超えとなりました。
当選者:石川雅己氏
得票数:16,371票
投票率:53.67%
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3月26日、千葉県の県知事選挙が行われました。
当選したのは無所属・現職3期目に挑んだ森田健作氏。4名の候補者が選挙戦を戦い抜きましたが、森田氏が2位の松崎秀樹氏にほぼトリプルスコアで勝利という結果になりました。都政のニュースや都議選が千葉県内でも話題になった影響か、投票率の低迷は進み、前回よりも数字を0.78ポイント下げています。
選挙ドットコムでは、18歳女子とともに各陣営に電話で取材するという企画を行いました。政策などに関する質問だけではなく「好きな食べ物はなんですか?」「どこからが浮気だと思いますか?」など、18歳の様々な質問に真摯に回答していただいた記事は話題を呼びました。
当選者:森田健作氏
得票数:109,4291票
投票率:31.18%
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4月9日、秋田県の県知事選挙が行われました。
当選したのは無所属・現職の佐竹敬久氏。対抗馬の寺田典城氏とは20年ぶりの対決になりました。前回は佐竹氏にも勝利し、立候補した選挙には落選したことがなかった寺田氏ですが、今回は現職の佐竹氏に敗北。初の落選となりました。
当選者:佐竹敬久氏
得票数:335,795票
投票率:56.83%
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5月21日、岐阜県の美濃加茂市長選挙が行われました。
無投票当選したのは現職の藤井浩人氏。藤井氏は受託収賄罪等の疑いにより裁判中で、地裁での無罪判決から一転、高裁で逆転有罪判決を受け、上告をしつつも市長を辞職しました。1月の出直し選挙では無事再選。更に4ヶ月後の5月の市長選では対抗馬となる立候補者は現れず、藤井氏の再選が決まりました。
得票数:無投票
投票率:-
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6月25日、静岡県の県知事選挙が行われました。
当選したのは無所属・現職の川勝平太氏。対抗馬として東大大学院博士・バルセロナオリンピックの柔道女子銀メダリストである溝口紀子氏が立候補し注目の選挙となりましたが、川勝氏が3度目の当選を果たしました。
当選者:川勝平太氏
得票数:833,389票
投票率:46.44%
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以上、2017年上半期の注目選挙まとめでした。
下半期の注目選挙はなんといっても(もう終わってしまいましたが……)都民のみならず国民全体の注目を集めた東京都議会議員選挙。投票率は前回よりも7.78ポイント上がった51.28%でした。
選挙ドットコムでは随時国政・地方選挙情報を発信していきます。下半期もたくさんの選挙がありますので、投票の際はぜひ選挙ドットコムを参考にしてくださいね!
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