定数が1名の千代田区選挙区には合計で4名が立候補していましたが、都民ファーストの会公認の新人・樋口高顕氏が当選確実となりました。
去年の知事選挙で小池氏は1万4000票余の得票を得たうえ、今年2月の千代田区長選挙では、小池知事が支援する現職が自民党推薦の候補らにトリプルスコアで圧勝しました。都民ファーストの会は、党勢を議席獲得に結びつける考えで、元会社員の新人・樋口高顕氏(元警視総監の子息)を擁立。議席獲得を果たしました。
一方、「都議会のドン」と呼ばれていた自民党・内田茂氏が引退し、自民党は、後継に金融関連会社の社員、新人・中村彩氏を決定しました。中村氏は小池百合子知事が塾長を務める「希望の塾」にも在籍しました。また、自民党は、4月末、元・衆院議員の与謝野馨氏(故人)の復党を認めました。与謝野氏は復党直後の5月に亡くなりましたが、中村氏は故・与謝野氏の支持者への浸透も図りながら自民党の議席維持を目指しましたが、獲得ならずでした。
この他、無所属の新人・須賀和男氏は、共産党の推薦を受け豊洲への市場移転中止などを訴えました。政治団体代表で、国民ファーストの会の新人・後藤輝樹氏も立候補しましたが議席は獲得できませんでした。
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