本日18日、中川俊直氏が経済産業政務官を辞任したことが発表されました。後任には兵庫県6区選出の大串正樹衆院議員が任命されています。
中川俊直氏は1970年4月25日生まれで現在46歳です。東広島市に生まれ、地元の幼稚園・小学校に通っています。中川俊直氏の父は自民党幹事長や自民党政調会長を歴任した衆議院議員の中川秀直氏で、祖父である中川俊思氏も衆議院議員を8期務めています。
そのような環境もあり、「みんなのために働く、政治家の父に憧れていました」と自身のHPで幼少期を振り返っています。
その後、日本大学鶴ヶ丘高等学校、日本大学文理学部社会学科へと進学。大学卒業後はテレビ東京に入社し、政治記者として総理官邸や自民党・野党キャップを担当しています。
テレビ東京を退職後は、父・中川秀直氏の秘書を13年間務めました。なお、秘書を務めていたこの期間には、生まれ故郷である東広島市長選に立候補するも落選を経験しています。
その後、父・中川秀直氏が引退を表明した際に行われた自民党の公募に応募し、父の選挙区を引き継ぐ形で広島4区から立候補します。初当選は2012年の第46回衆議院議員総選挙で、その後現在まで2回の当選を重ねています。
本日付で辞任を発表した経済産業大臣政務官には 2016年8月5日の第3次安倍第2次改造内閣の際に就任し、およそ8ヶ月間務めました。
中川氏のHPでは、「中川日記」と題した自身の活動報告を見ることができます。1日に複数の日記を掲載するなど、更新頻度も高く、情報発信に積極的な様子が伺えます。今回の辞任に関しても、自身のTwitterで報告しています。
心よりお詫び申し上げます。
本日、一部週刊誌に掲載される予定の記事をめぐり、経済産業大臣政務官の辞表を提出いたしました。
多くの関係者の皆様に対して、心よりお詫び申し上げます。… https://t.co/P8BpD3WGvg— 中川俊直 (@Nakagawa1470) 2017年4月18日
あわせて自身のFacebookでも、
心よりお詫び申し上げます。
本日、一部週刊誌に掲載される予定の記事をめぐり、経済産業大臣政務官の辞表を提出いたしました。
多くの関係者の皆様に対して、心よりお詫び申し上げます。
家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すべて私の不徳の致すところであり、言い訳のしようがありません。誠に申し訳ございません。
妻に対しては、昨年末、私からすべてを説明し、本当に申し訳ないことをしたと詫びました。それから時間をかけて話し合い、信頼回復に向けて共に歩もうと話してくれました。
今後は、ご迷惑をお掛けしたすべての方にお詫びを申し上げていきながら、精一杯努力して参ります。これまで私を支えて頂いた方々に対し、心よりお詫び申し上げます。平成29年4月18日 中川俊直
と発言を行なっています。
辞任の原因とされる女性問題に関しては、週刊新潮が明日の17時頃に速報を発表するとしており、引き続き注目を集めています。
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