7月10日投開票の参議院議員選挙 三重県選挙区では激戦の末、民進党の芝博一候補が勝利を収めました。対する自民党の山本佐知子候補は惜しくも落選しました。
当確となった芝博一候補は、1950年4月21日生まれで現在66歳。三重県名張市長瀬出身。皇學館大学文学部国文学科を卒業後、ナショナル証券(現・SMBCフレンド証券)に勤務。その後、鈴鹿市の椿大神社に婿入りする形で神職に就きました。95年、三重県議会議員選挙に鈴鹿市選挙区から出馬し、初当選後、3期務めました。2004年、第20回参議院議員通常選挙に民主党公認で三重県選挙区から出馬し初当選。内閣総理大臣補佐官・参議院内閣委員長・内閣官房副長官を歴任しました。
民進党の岡田克也代表の地元である三重県。そのため負けられない民進党は、共産党との調整が難航したものの、現職の芝博一候補を野党統一候補として支援し、自民党との一騎打ちの構図となりました。対抗馬の自民党・山本佐知子候補陣営も、小泉進次郎農林部会長や安倍昭恵夫人も応援に駆け付けるなど、最後まで分からない激しい選挙戦となりました。
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします