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最大のきっかけは、弁護士時代に刑事弁護をしていた被告人の青年が亡くなったことですね。彼は無罪判決を得る前に亡くなってしまったのですが、亡くなる前に私に、「あなたの力を、国家のために使ってほしい」と言ってくれた。そのことは、私の胸にずっと残っていました。
あとは、やはり生育環境の影響もあったと思います。私は政治家の家に生まれました。弁護士になった後も、政治家という、法律を作る仕事にはずっと興味を持ち続けていました。そのふたつが重なって、私を政治の道へと進めたのでしょう。
ひとつは、「平和を望むなら戦いに備えよ」
もうひとつ、「国防は最大の福祉である」
後者は阪神淡路大震災のときに、被災地で私の心に浮かんだ言葉です。あの惨状のなか、最大の福祉は「命を守ること」でした。そのためには当然、自衛隊の活躍が不可欠だった。彼らの優れた救助活動を見て、私は、国防こそが国民にとって最大の福祉なのだと確信したのです。
我が国はまだ、北朝鮮に拉致された被害者の方々を救い出すことができていません。日本の国防の力がよわいばかりに、彼らを助けられずにいるのです。これは大変由々しきことだと思っています。
政策とは少し違うかもしれませんが、即急に解決するべき政治課題は明確です。北朝鮮に拉致された被害者を奪回すること。そして、南シナ海における、国際法を無視した中国の振る舞いを断固として抑制することです。
中国の横暴は、我が国のライフラインを危うくするものですから、許すことはできません。
先日、大阪で開催された「高校生未来会議」に党の代表として呼ばれて、同じようなことを話しました。
他の政党の方は高校生に対して、子育て政策のことや税金の使い方の話など比較的”身近”な話題を語りかけていたのですが、私は「高校生こそ、国家と国防について考えてほしい」と伝えました。高校生こそ国家のあり方を考え、国家について語ってほしい。そうでなければ日本の未来は拓けないと。
高校生でも、国家・国防のことを考えねばならない時代にきている。大人は言うまでもありません。他国に我が国の人間を拉致され、ライフラインを脅かされているこの状況で、卑近な話題にだけ目を向けているわけにはいかないでしょう。
私が18歳の頃というのは、大学紛争があった時代でしてね。しょっちゅう学校が休みになっていたので、そういう時は登山を楽しんでいました。私は当時から、共産党民青のやり方には非常に強い怒りを感じていたのですよ。大学をのっとろうとするやり方にね。今の共産党が民進党に対してやっていることもまったく同じです。そして騙される奴は、50年前も今も変わらずに騙されている。まったく情けないことです。
「日本のこころを大切にする党」という党名を、我々が掲げていることの意義を感じていただきたいですね。私たちは、自分たちが政治において何を大切にするかをはっきり打ち出しているわけです。
他の政党は一体何を大切にしていると思いますか?
共産党は、プロレタリアートの幸せのことしか考えていません。彼らが大切にしているのは共産主義ですから。
公明党は、当然ながら自分たちの教団のことしか考えていない。
民進党は、共産党なんぞと組んで、他国ばかりが喜ぶ方向に日本をもっていこうとしている。
そして自民党は?公明党と組むのは選挙のため。つまり自分たちの繁栄を一番大切にしているのです。
日本の政党で、「日本」そのものを大切にしているのは私たちだけです。
日本は戦後70年かけて、「国家」というものを見失ってしまったのです。戦後の混乱の中、他国の意図に翻弄され、他国に配慮した政治ばかりを行うようになってしまった。でも、若い人を中心に意識を切り替えていけば、きっと日本は変われると私は考えています。「高校生未来会議」の高校生たちは皆、私の話を真剣に聞いてくれました。彼らの反応を見て、日本の未来は明るいと感じましたよ。
幸い、私たちの政党は、同じ志で戦う人間ばかりです。私たちの力で、国家を取り戻したいと思っています。
【経歴】
前衆議院議員
防衛政務次官
衆議院海賊テロ防止特別委員長・災害対策特別委員長・懲罰委員長
拉致議連幹事長
弁護士
日本のこころを大切にする党 参議院比例第三支部長
【Webサイト】
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