7月10日投開票の参議院議員選挙 山形選挙区では、地域の農業を守るためにTPPを反対することを主張した舟山康江氏が、TPPを好機と捉えた民進党新人 月野薫氏を破り、2度目の当確を果たしました。
当確となった舟山康江氏は、1966年5月26日生まれで現在50歳、埼玉県越谷市出身。北海道大学農学部農業経済学科卒業後、農林水産省に入省。2000年、退職した後結婚し、山形県小国町に移住。2007年第21回参議院議員通常選挙にて初当選後、2009年には農林水産大臣政務官を務めました。
また、2012年7月にはみどりの風を設立(2012年に結党)し、2013年第21回参議院議員通常選挙に出馬するも落選。以降、JA婦人部にて、地域農業に携わっていました。
自民党 岸宏一氏引退後の議席を狙い、自民党と野党連合との激戦により繰り広げられた山形選挙区。自民党の月野氏、無所属の舟山氏、どちらも農業関係者ということで、TPPへの対応が大きな争点となり注目されていました。
結果、農業を主産業とする多くの山形県民が、TPP反対を訴える舟山氏に投票。“山形に、ニッポンに元気と希望を注ぎたい”という月野氏の願いは届きませんでした。
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします
My選挙
あなたの選挙区はどこですか? 会員登録をしてもっと楽しく、便利に。
話題のキーワード