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5年で4度目の都知事選なら、総額200億円。 舛添知事を追い詰める家族旅行問題

2016/5/13

選挙ドットコム編集部

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高額な出張費や公用車での別荘通いが批判されている東京都の舛添要一知事に、新たな政治資金問題が持ち上がっています。
政治資金を家族旅行の費用に充てていたと週刊誌が報じ、事実であれば政治資金規正法違反に問われかねない問題。舛添氏が辞任に追い込まれ、直近5年間で4度目の知事選が行われる可能性が浮上してきました。

都知事選が行われる度に、投票所の運営や選挙公報の配布などで1回あたり50億円ほどかかると言われています。舛添氏が辞任すれば、2011年から5年間で4回目の選挙となり、総額で200億円かかることになります。

お金は税金や寄付。意図的なら罰せられることに

舛添氏の資金管理団体の政治資金収支報告書によると、「会議費用」として千葉県木更津市のホテル「竜宮城スパホテル三日月」に合計37万円を支払っています。

それだけでは何の問題もありませんが、同ホテル関係者によれば、家族旅行としていたと言われています。政治資金の元をたどれば支持者や支持団体からの寄付、そして税金ということになります。

さらに、仮に家族旅行だったとすると、収支報告書に会議費用と書いたのは意図的な虚偽ということにもなります。罰則は「5年以下の禁錮又は100万円の罰金」。知事を続けるどころの話ではありません。

 

5年間で4回の選挙で総額200億円

舛添氏が知事に当選したのは2014年の2月。猪瀬直樹前知事が5000万円の資金提供を受けていた問題で辞任、急きょ行われた都知事選で自民、公明の東京都連の支援を受け、細川護熙元首相らを破って初当選しました。

前任である猪瀬氏もその1年2か月前、石原慎太郎元知事の唐突な辞職により、急きょ行われた都知事選で当選したばかりでした。石原氏が4選を果たした2011年以降、2012年、2014年と3回も都知事選が行われるという異常事態。もしも舛添氏まで辞任に追い込まれれば、5年間で4回目の知事選が行われることになるのです。

都知事選を一回行うのにかかる費用は約50億円と言われます。いくら東京都が金持ち自治体といえども、毎年選挙に50億円も費やすのはあまりにももったいない話です。

 

裏には自民党議員が?

ところで、今回の週刊文春の記事を見て、不思議に思うことはないでしょうか。そう、お客様最優先のホテル関係者が、なぜ週刊誌の記者に「家族で利用した」などと個人情報を漏らしたのか、ということです。

竜宮城スパホテル三日月など、ホテル三日月グループを経営するのは「小高家」その一族には千葉県の現職県会議員もいます。所属会派は自民党。自民党の今後の対応をみていれば、報道の「背景」が見えてくるかもしれません。

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