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【ニコニコ超会議】「18歳選挙権 若者vs政党代表 超・会議」レポート

2016/5/2

選挙ドットコム編集部

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超トークステージ
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このトークイベントでは、若者4名が各政党代表に取り組んでほしい政策をアピールし、各政党代表がレスポンスを行いました。その様子がニコニコ生放送で配信されており、参加者はモニターに流れるコメントを読みながらお話をすることができます!

司会者は荻上チキさんと高橋亮平さん。
荻上氏は淡々とテンポよく生放送の場を回し、高橋氏は「18歳選挙でニコニコ超会議をジャックしたい!」と大きな夢を語っていました。

 

第1部:各政党代表あいさつ

この日参加した各政党代表は7名で、以下のとおり。

自由民主党‥参議院議員 山本一太議員
民進党…衆議院議員 武正公一議員
公明党…参議院議員 佐々木さやか議員
共産党…衆議院議員 宮本徹議員
おおさか維新の会…参議院議員 清水貴之議員
社民党…参議院議員 福島みずほ議員
生活の党と山本太郎となかまたち…参議院議員 山本太郎議員

各議員が1分間で若者に向けてアピールを行いました!

 

自由民主党

「1億総活躍社会に取り組んでいます。若者が努力したいと思えるような環境を作ります」
山本一太議員は1分間ぴったりのマシンガントーク。荻上氏「朝ナマで鍛えてるだけありますねー」

 

民進党

「民進党は選挙権年齢引き下げに早くから取り組んできました。奨学金制度や働く場も増やしたい」
民進党の母体の民主党は18歳選挙にいち早く取り組んでいた政党です。武正公一議員は少し眠そう!?

 

公明党

「若者世代から、1番取り組んでほしい政策はどれかというアンケートをとっています!」
かわいい!綺麗!とコメントがずっと流れていた佐々木さやか議員。かわいい。

 

日本共産党

「最低賃金を1000円に、ゆくゆくは1500円に。70万人へ給付型奨学金の用意も」
宮本徹議員は若者に向けた具体的な政策を述べました。賃金の問題はアルバイトをしている若者に響いたはず!

 

おおさか維新の会

「橋下徹氏が大阪で行ったような、税金の無駄遣いを削減して教育へ回す取り組みを全国で」
この日”無双”状態だった清水貴之議員。若者へのアピールも党の方針もよく分かる、とても良いスピーチでした!

 

社民党

「高校は無償。ゆくゆくは大学も無償に。LGBTの差別解消や夫婦別姓を認めるなど多様な生き方を」
福島みずほ議員は生き方の多様化についてアピール。荻上氏「社民党らしいスピーチでしたね」

 

生活の党とやまもとたろうとなかまたち

「若者は国の宝。賃金改善、所得に応じて返済が免除になる奨学金、家賃からくる貧困解消のため公的住宅を」
山本太郎議員は演説上手!住宅問題に触れたのは彼だけでした。荻上氏「場慣れしてますねー」

 

第2部:若者から政党代表へ、3分間アピール!

若者の主張1 「なぜ、東日本大震災の復興は進まないのか?」

1人目は福島県出身の男性。
震災前と震災直後、現在の写真を比較。道路など最低限のところだけがとりあえず復旧したような印象を受けます。
時間が経つにつれて、政治家が被災地に足を運ぶ回数が減っていることなどを指摘していました。

レスポンス

自由民主党
「政治家が現地に足を運んでいないのは問題。私がその街を視察できないかどうか提案し、報告させていただきます」

民進党
「私は東日本大震災の時に石巻に足を運びました。被災地の方の働く場やコミュニティの確保に取り組みたい」

公明党
「私たちは心の復興がキーワード。時間がかかっても住みやすいしっかり防災のための対策をしたまちづくりを取り組みたい」

共産党
「住まいの再建は街の再建。国が負担する金額を今よりも引き上げるとともに、原発はなくそう」

おおさか維新の会
「私は当時テレビ屋で、被災地に足を運んだのが政治家になるきっかけでした。阪神淡路大震災の成功や失敗の知識を使って復興させたい」

社民党
「堤防や道路の整備は進んでいるがほかは遅れている。住まいの問題も重大。原発はなくしていく」

生活の党とやまもとたろうとなかまたち
「中途半端な復興を被災地に押し付けてしまっている現状がある。無利子で金銭の貸出を行いたく、活動している」

 

若者の主張2 「シェアリングエコノミー解禁のための規制緩和と働き方」

2人目は出張トリミングサービス「TRIMY」を展開する学生起業家の女性。
彼女がこのサービスを展開することになったきっかけは、トリマーの資格を持つ友人が時給910円で働いている現状。
シェアリングエコノミーに関連する様々な法律の規制緩和と、起業家輩出プロジェクトの実施を訴えました。

レスポンス

自由民主党
「ベンチャー振興を実施している。UberやAirbnbの登場があって既存の企業が文句を言っているが、win-winになるようにしたい」

民進党
「規制緩和は進めていきたい。残業代ゼロ法案等直接雇用に関する法律についても議論を進めるが、教育からも働き方を変えていきたい」

公明党
「勉強になりました。現在若者を応援するためにある政策などの適用範囲を学生まで拡大したい。総理に賃金UPも訴えたい」

日本共産党
「トリマー資格を持った技術者が時給910円で働く現状を政治から変えたい。中小企業の支援も行っていく」

おおさか維新の会
「頑張っている人が報われる社会にするとともに、天下りのシステムなど頑張っていない人が必要以上に報われる制度にメスを入れたい」

社民党
「超党派で最低賃金1500円を目指したい。中小企業の方々とも協力していく。小中高大とキャリア教育にも力を入れたい」

生活の党とやまもとたろうとなかまたち
「時給1500円でも貯金ができるかどうか…労働基準監督官の数を増やし、権限を与えることで、とるべきところからとるべき税金を徴収することが必要」

 

若者の主張3 「いじめから子供たちを守るとりくみ」

3人目は男子高校生。
自分はいじめの当事者であり、誰もがいじめの被害者にも加害者にもなりうる。
インターネットやスマートフォンの普及によりいじめの場も増えている、と訴えました。

レスポンス

自由民主党
「結局は子供の行動を変えることが必要。法律が徹底されていないところがある。加害者も含めたアプローチをしたい」

民進党
「2013年にいじめ対策の決まり事を作ったが、ガイドラインが実装されていないので着手する。民間カウンセラーの導入を検討したい」

公明党
「NPOなどの非営利団体とも力を合わせていじめ問題に取り組んでいきたい」

日本共産党
「私も子供時代にいじめにあいました。人権侵害であるいじめを許してはならない。積極的に取り組みたい」

おおさか維新の会
「大津のいじめの取材にいった時に、周りの大人の責任の所在が不明だった。大人はまず責任の所在を明らかにする仕組みを作っていく」

社民党
「子供が電話をかけられるチャイルド・ラインのような場所など、逃げ場を確保してあげたい」

生活の党とやまもとたろうとなかまたち
「僕、バトル・ロワイヤルに出たことがあって。フリースクールの推進はあまり良くないと考えています。抜本的な改革が必要」

 

若者の主張4 「若者の政治参画。若者議会を設置したい」

4人目は愛知県新城市で若者議会に参加している男性。
現在の政治には大人の意見だけがあり、若者の意見を反映させられる仕組みが必要だとプレゼン。
実際に新城市で財源を捻出した例を交えながら、若者議会に予算が欲しい!と訴えました。
※若者=~25歳前後を想定。

レスポンス

自由民主党
「是非提案したい。まずは私の選挙区である群馬から取り組みたい。議会で質問ができるような機会をぜひ設けたい」

民進党
「全国で進めていけるよう前向きに考えたい。ドメイン投票や被選挙権年齢の引き下げも同時に検討したい」

公明党
「あらゆる課題は若い世代につながっているので良い提案。参加している実感のある政治をしたい」

日本共産党
「被選挙権年齢を下げたい。外国では10代や20代前半の議員がいる国もあるので、その水準まで将来的に下げていきたい」

おおさか維新の会
「大変良い意見。ただ、一部の方だけが参加する形だけのものになっては結局無駄。まずは投票率を上げて政治家にパワーをかけていこう」

社民党
「非常に興味深い。ドイツには18歳の議員もいたので、同様に被選挙権年齢の引き下げを行いたい」

生活の党とやまもとたろうとなかまたち
「システムを作っていきたい。被選挙権年齢は下げるべきであり、高額な供託金の問題解決も同時に考えていきたい」

ここで時間の都合上、社民党・福島みずほ議員は退席されました。

生放送と会場でアンケートを実施。更に議論を深める主張を4つの中から1つ選択するアンケートをニコニコ生放送を通じて実施しました。
会場でのアンケートとニコ生での投票数をポイントに換算した結果、議論を進めるのは若者の主張2「働き方について」になりました!

 

第3部:「シェアリングエコノミー解禁のための規制緩和と働き方」について議論!

荻上氏「一歩踏み込んだ、具体的な政策まで提案してくだされば幸いです」

自由民主党
「キーワードは同一賃金同一労働。正規と非正規の賃金の差を埋めて行きたい。同一労働の評価方法も考えたい」

民進党
「同一賃金同一労働はもちろん、それであっても正規をやはり増やしたい。工業高校などの専門高校にも力を入れたい」

公明党
「働き方の多様化に力を入れたい。女性の育児休暇など、休みがきちんと取れる政策を。技術職の方の働き方も考えていく」

日本共産党
「最低賃金1500円を負担できない体力のない中小企業にこそ支援をしたい。とにかく最低賃金に力を入れる」

おおさか維新の会
「修行中の身であれば賃金が少ないのは仕方ないにせよ、技術を身につけた人が報われる仕組みは必要。システムが必須」

生活の党とやまもとたろうとなかまたち
「同一賃金同一労働をあいまいな決め方で行ってはいけない。まずは何が成果として評価されるのか、調査を徹底したい」

この主張をした学生起業家の女性は「何か目に見えるかたちで人の能力を評価したい。トリマーに限らず賃金問題は沢山あることを意識してほしい」としめくくりました。

荻上氏、高橋氏も若者達の主張に「政治家以上に踏み込んだ問題提起ができたのでは?」とコメント。イベントが終了したあとも若者と政治家は楽屋でお話をしたそうです。若者の政治離れなど、意識低下が論じられていますが、むしろそのような場がないだけ、社会へ報道がされていないだけという事かもしれません。ニコニコ超会議を機に、政治を問題解決の場として身近に意識してくれる若者が増えてほしいと思います!

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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