2024/10/24
2024年10月22日(火)あおやま周平候補の街頭演説会における
石破茂 総理大臣の演説 全文
皆様こんにちは。ご紹介いただきました 私が、実物はテレビより怖くない、自民党総裁の石破茂であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
本当はもっと近くでお話をしたいのです。皆さんの中に入らせていただいて両手で手を握って「青山周平お願いします」 それが本来の選挙だと私は思っております。
最近非常に世の中が物騒になってまいりました。自民党本部に火炎瓶が投げられたり、あるいは首相官邸に車が突っ込みそうになったり。そういうような社会情勢でございまして、このように離れたところからお話をすること、どうぞお許しをいただきたいと思っております。
今日の中日新聞に出ておったように選挙情勢は誠に厳しいです。私は全国回って、あちらこちらお願いをして、いかに今度の選挙が厳しいか、自民党の単独過半数あるいは与党の過半数、非常に厳しい状況の中で、今我々は全力で戦っております。
今、青山が申しましたように、
政治不信、パーティー券を買っていただいた、どなたからどれぐらい買っていただいたか、政治資金収支報告書に記載をしなかった、決して許されることではございません。
私どもとしてきちんとこれに対処していかなければなりません。
公認しない人もいっぱい出ました。そしてまた、小選挙区単独で戦う、青山をはじめ背水の陣で臨んでいる候補者も大勢おります。このようなことが二度と起こらないように、私どもは本当に緩みを排し、おごりを排し、本当に心を新たにして、この選挙に臨んでまいります。
自由民主党、謙虚で、誠実で、公平で公正な政党として、もう一度心を入れ替え臨んでまいります。どうぞ自由民主党にご支援を賜りますように心よりお願いを申し上げます。
青山周平は決して派手ではない。パフォーマンスもしない。だけれども地元のために、そしてライフワークである教育改革のために、全身全霊一生懸命働いてまいりました。
教育費の負担軽減あるいは災害の時に避難所になる体育館の整備、あるいは地元の道路の整備。岡崎のために、西尾のために、本当に一生懸命全身全霊で働いてまいりました。今の日本はもう一回教育を見直していかねばならない。私はそう思っております。
昨日も夜の11時ぐらいまで党本部でいろいろ選挙情勢の分析をして、今朝、朝一番に警察庁長官を呼んで、今の日本の治安状況どうなのだということいろいろな指示を出しました。
最近首都圏で闇バイト強盗などという。そういう物騒な事件が頻発をいたしております。これは一体何なのかというと、SNS上ネット上にこんな広告が出ます。「すぐにお金が稼げます。」「楽な仕事です。」「どうぞこれに応募してください。」そんなことが世の中にあるのか、すぐにお金が稼げる楽な仕事です。そんなことが世の中にあるはずがない。
だけれども、そういうのにつられて応募をしました。あなたどこの誰ですか?個人情報をいろいろと悪いやつらに握られてしまって結局そういうような手下になって、強盗を行う殺人を行う。そういうことが頻発する世の中であっていいはずがない、私は思っております。そういうことがないようにまず、そういうような広告に載せられてはいけません。そういうことを徹底をしていかねばなりません。そういう広告もきちんと取り締まっていかねばなりません。そして、そういうような犯罪を起こした者を必ず突き止めていかねばなりません。
楽をして短期間で稼げる、そのようなことがあるはずがない。もう一度世の中は真面目に働いた者が報われる、そういう世の中にしていかなければならないと私は思っております。
青山周平は真面目に働いた者が、真面目に勉強した者が報われる世の中をつくりたい、そう思って一生懸命頑張ってまいりました。
あるいは経済力がない、望む勉強ができない、学校に行けない、そういうことがこの国からないようにしたい。青山周平は一生懸命頑張ってまいりました。国の礎はやはり教育であります。教育の改革に本当に一心に取り組んできた青山周平、こういう人をぜひ皆さん国会に送り出してください。日本の国を根底からつくり替え、教育をきちんと行う青山周平。日本にとって必要な男であります。どうぞ皆さま、お力を賜りますように心よりお願いを申し上げます。
そして青山が申しましたように、この国の経済、これを変えていかなければなりません。ともすれば、「ごめんなさい、給料を払えないけど、こんなにいっぱい払えないけど勘弁してね」って、「給料あんまり多く出せないけど我慢してね」って、
そして、「下請けの皆さん、孫請けの皆さん、いっぱいお金払えないけど勘弁してね」って、
そして、「新しい商品、新しいサービスそういうものを作るためのお金あんまり出せないけど勘弁してね」って、
そういう給料をきちんと多く払わず、そして下請けの皆さん方に我慢をしていただいて、新しい商品の開発にあまりお金をかけない。これをコストカット型の経済と申します。これを変えていきたいと我々は思っています。
働く人たちに充分な賃金をお支払いをする。労働分配率といいます。株主や経営者だけが良ければいいのではありません。働く人たちにきちんと充分なお給料をお支払いする。そういう形に変えていかねばなりません。
そして下請けの皆さん、孫請けの皆さん、そういう方々に負担がいくようなそういうような経営であってはなりません。新しい商品、新しいサービス、そういうものにきちんとお金を使う、そういう経済に我々は変えてまいります。
第二に、地方から日本を変える。そういう形にしてまいりたいと思っております。私、同期当選が杉浦正健さんでありました。もう今から38年も前のこと。お互いに若かったのですが、当選1回生でありました。
そのようなご縁をいただいて岡崎のこともいろいろと話を聞かせていただきました。
市長が新しく取り組んでいかれる、新しいまちづくり。この岡崎市は商店街の再生でも有名なまちであります。康生通りっていうのがありませんか?
康生通りの商店街の再生、あそこに「化け猫の像」があるとかいう話であります。 小野修平さんって方がなさってたんですかね。あの中心市街地商店街どのように再生をしていくか一生懸命岡崎が取り組んでまいりました。
岡崎はいろいろと美味しいものもたくさんあります。「たい焼きの平太郎」ってどこにあるのか?、どっち?どっち?あっち?あっそうですか。たい焼きの平太郎とかね。あるいは最近はカレーパン、これが有名な岡崎であります。そしてもちろん、家康の街であります。東照宮・天満宮たくさんあります。歴史のまちでもあります。
そういうような魅力がいっぱい詰まった岡崎でありますが、じゃあ岡崎って、もっともっと人が来るようにしていかねばならんのではないですか?
岡崎にもっと人が来るように、日本中から、世界中から人が来るように、そういうようなまちにしていきたい、青山周平はそのように思っております。
地方から新しい日本を作っていく、岡崎から新しい日本を作っていく。
いろんなお話がここ(岡崎市・西尾市)にはありますね。浄瑠璃姫のお話、けっこう悲しいお話です。牛若丸と浄瑠璃姫のお話。
あるいは、「日本三大化け猫伝説」ってのがあるんですが、その化け猫伝説のひとつがこの岡崎であります。岡崎に来て、いろんなもの観たいな、いろんなもの食べたいな、岡崎を充分に楽しみたいな、この魅力がいっぱい詰まった岡崎であります。西尾もそうです。きれいな海岸があります。そしてウナギのまちでもあります。そういうような岡崎、あるいは西尾、その魅力をもっともっと世界に発信をして、地方から岡崎から西尾から新しい日本をつっくっていきたい、青山周平はそのように思っております。この岡崎から西尾から新しい日本を作る「岡崎周平」・・・失礼、「青山周平」であります。・・・ごめんなさい。
もうひとつは、災害に強い日本をつくっていきたいと思っています。災害に強い日本、災害に強い岡崎、災害に強い西尾、そういうものを青山周平はつくっていきます。
我々は行き届かないことがあって、3年3カ月、野党をやりました。本当にあの時ほど申し訳ないと思ったことはありません。我々が政権に復帰してから12年、あの民主党政権が誕生してから15年、もうそんなに長い時間がたちました。あの民主党政権、あの混乱を大勢の人が忘れてしまったのかもしれません。
政権交代こそ政治改革、そういうことを言っておられる方がありますが、じゃあ政権交代をして、一体この日本をどこへ導こうとしているのか、誰かそのことをきちんと語りましたか?政権交代をして、どんな日本をつくろうとしているのか。
あの民主党政権ができた時、私は野党の政調会長でした。総理大臣は鳩山由紀夫さんでありました。普天間の問題、移設の問題、学べば学ぶほどアメリカ海兵隊の重要性がよく分かった。平然とそのようなことを言いましたね。危うく日米関係は破綻の寸前までいった。それが民主党政権だったのではありませんか?
そして、あの時に起こったのが東日本大震災。大津波、原発事故だったのではありませんか?私たちはあの時、本当に野党で申し訳ないと思いました。
私は宮城県の避難所に行ってきました。一晩泊まって、いろんな話を聞かせていただきました。なんで我々がこんなに辛い目に、苦しい目に遭わなければいけないのだ。大勢の人たちの叫びを聞いてきました。「復興庁」のような組織を作らねばならない、私たちはそのように思いました。
被災者の方々が国土交通省に行けば農林水産省に、農林水産省に行けば厚生労働省に、厚生労働省に行けば経済産業省です。なんで我々がたらい回しにされなければいけないんだ。そういうような悲痛な叫びでした。私たちあの時に、ここに来れば全部の陳情が済みます、ということを可能にする「復興庁」のようなものをつくりたい、そう思いました。
総理大臣は菅直人さんでありました。「そんなものはいらない」、冷たく言い放ちました。阪神淡路の時もつくらなかったので今度も要らない、そうじゃないでしょ。阪神淡路は神戸という大都市に集中した震災だったが、東日本大地震、大津波、原発事故、北海道から東京までものすごく広い範囲の震災だった。農村漁村もたくさんあった、財政が厳しいところもたくさんあった、原発事故という日本で初めての事故が起こった、大津波もあった。阪神淡路でいらなかったから今度もいらない、そんな理屈は通用しない。私たちは一生懸命法案を書いて、今の復興庁の原案を書きました。
私は本当にあの時ほど、日米関係は破綻寸前、そして、ああいう震災にも対応できない、あんな政権を二度とつくってはならない、そのように思いました。
皆さま方のお力をいただいて政権に復帰して十数年、私たちはいつかその思いを忘れてしまったのかもしれません。自由民主党はもう一度、公平で公正で、謙虚で誠実な政党として、皆さま方のご審判を仰ぎたいと思っております。どうぞ皆さま、防災もきちんとやっていかなければなりません。
能登半島、お正月、コロナも明けて、やっとみんなが帰ってきた。一家団らん・家族団らん、一瞬のうちにそれは吹き飛んでしまいました。
ようやくと希望の光が見えてきた時に、襲ったのがあの大雨でした。私は総理大臣であって、まっ先に行ったのは能登半島でありました。避難所ずっと回りました。
涙ながらに、何で我々だけがこんな目に遭わなければいけないのか、そういう方々の悲痛な叫びを聞いてきました 青山周平は災害に強い日本の国をつくってまいります。災害に強い日本の国を、岡崎から西尾からつくってまいります。大雨・地震、完全に予測することは不可能です。これも文部科学行政に通じた青山周平、得意の分野ですが、いつ地震が来るのか、いつ大雨が来るのか、100%予測することは不可能です。しかしながら科学の力で、予算と人員を増やす、地震・大雨いつ起こるのか、どこで起こるのか、そういうことが予知できる体制を青山周平はつくってまいります。
そして、避難所で雑魚寝なんぞということが許されていいはずはありません。青山周平は、体育館のいろんな改修にも努力をいたしてまいりましたが、避難所・体育館・雑魚寝、そのようなことがあっていいと私は全く思っておりません。
被災をした、自らも傷ついた、家族も傷ついた、家は壊れた、仕事がどうなるかわかんない。絶望の淵にいる人たちにこそ、政治は温かい手を差し伸べていかねばなりません。絶望の淵にいる人に温かい手が差し伸べられなくて何がそれが政治なのですか。台湾でもそうです。イタリアでもそうです。地震の多い国、災害の多い国。台湾でも5月に大きな地震がありました。3時間後には温かい食事を提供するキッチンカー、3時間後にはプライバシーが確保される、エアコンが完備した、そういうコンテナ型のトイレがやっていくる。そして、それぞれの家族プライバシーを確保されて住むことができるように大型のテントがやってくる。一番苦しい人、一番辛い人たちに悲しい思いをさせてはならない。私はその避難所の改革にも全力で取り組んでまいりました。本当に悲しい人、辛い人、弱い人、そういう人たちの気持ちを一番知っているのが青山周平であります。こういう人こそ日本の国のために必要だ。
私は何としても今回、青山周平、議席を頂戴をして新しい日本をこの岡崎から西尾からつくる。いつの時代もそうです、歴史を変え、国を変えるのは都の偉い人ではありません。いつの時代も、歴史を変え国を変えるのは、地方であり、庶民・大衆であります。青山周平、歴史を本当にこの岡崎から西尾から変えるべく庶民大衆の立場に立って、新しい日本をこの岡崎から西尾からつくってまいります。どうぞあと一歩、あと二歩、力を与えてください。今日お集りの皆さん、このお昼時、大勢様お出掛けをいただいて、あるいは長い時間お立ちをいただいて、本当に申し訳ありません。ありがとうございます。お前はこれ以上ものを頼むのかと言われるかもしれませんが、あえて日本のためにお願いを申し上げます。青山周平に力を貸してください。
ぜひ皆さま、スマホをお持ちの方、西尾でも岡崎でもいい、お知り合いの電話番号を出していただいて「青山たのむ」そのお声をかけてください。スマホなど持っていないという方はガラケーでも良いのです。それも持ってないという方はお家のお電話でも良いのです。
私も冒頭ご紹介いただいたように、今13回目の選挙を鳥取で戦っております 一日も選挙区に帰ることはありませんが、いつの選挙もそうです。投票日まで行くか行かないか決めてない。投票日まで、誰に入れるのか決めてない、そういう人たちが大勢いらっしゃいます。投票日まで行くか行かないか決めてない、誰に入れるか決めてない、そういう大勢の方々がこの岡崎にも西尾にもいらっしゃいます。お集まりの皆さま、ぜひ「青山たのむ」そのお声をかけてください。かけていただければ、8割・7割の確立で、青山周平、ありがたい一票を頂戴することができます。
声がかからなければ入りません。相手から声がかかったら、そっちに入れてしまいます。青山周平、今声を枯らして皆さま方に心からお訴えを申し上げます。最後まで全身全霊、声を枯らして、身を粉にして、足を棒にして青山周平、お願いをいたしますが、あとは皆さま方にお助けをいただくほかはございません。どうぞ青山、日本のために、次の時代のために、そして岡崎・西尾のために、青山周平へお力を貸してください。助けてやってください。
そして比例区においては自由民主党、そして常に常に大衆の立場に立って政治をやってきた友党・公明党、ご支援ご指示を賜ることができますようこれからお願いして石破茂ご挨拶終わります。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
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ナカネ ヨシタカ/52歳/男
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