下田 ひろし ブログ

令和8年7月23日(木)総務委員会視察③ 2054

2026/7/23

【北海道視察③】大学は地域を変えるエンジンになれるのか ― 公立千歳科学技術大学から学んだこと ―北海道視察の3か所目は、公立千歳科学技術大学です。現在、佐賀県では令和11年4月の開学を目指し、県立大学の整備が進められています。私は高等教育問題対策等特別委員会の委員長として、この構想に携わる立場にあります。そのため、今回の視察は「大学を見学する」というより、「佐賀県立大学をどのような大学にすべきか」という視点で臨みました。地域が大学を支え、大学が地域を支える公立千歳科学技術大学は、私立大学として開学した後、公立大学へと移行しました。公立化によって志願者数や偏差値が向上し、全国から学生が集まる大学へと成長しています。一方で、公立化は単に学生を集めることだけが目的ではありません。大学が地域課題の解決に取り組み、人材を育成し、その人材が地域社会を支えていく。この循環をつくることこそ、公立大学の大きな役割であることを改めて感じました。印象に残った「千歳学」視察の中で特に興味深かったのが、1年生全員が履修する必修科目「千歳学」です。これは滋賀県立大学でも同様な取り組みがありました。委員からの質問に対し、大学からは、前期は市長や行政、企業、文化・産業など、地域で活躍する方々による講義を受け、地域の歴史や産業、課題について学ぶとの説明がありました。後期には学生がグループに分かれ、自ら地域課題を設定し、調査・研究を行い、その解決策を考えるプロジェクト型学習へと発展していきます。地域を「知る」だけでなく、「考え、行動する」教育が実践されており、これからの大学教育の一つの方向性を示しているように感じました。佐賀県立大学においても、佐賀の歴史や文化、産業、地域課題を学び、地域の皆さんと共に課題解決に取り組む教育は、大きな価値を持つのではないでしょうか。質疑応答から見えた大学の姿説明後には、多くの質疑応答が行われました。委員からは、「千歳学」の詳しい内容や地域連携の進め方、推薦入試と一般入試の割合、公立大学としての財政運営、学生の地域定着率、そしてラピダス進出による大学への影響などについて質問がありました。大学からは、外部資金や共同研究などによる自主財源の確保にも力を入れていることや、現在の道内就職率は約35%であるものの、今後はラピダスをはじめとする半導体関連企業の集積によって、北海道内で活躍する学生が増えていくことへの期待が示されました。こうした議論を伺いながら、私が最も聞きたかったことがあり続きをみる

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肩書 佐賀県議会議員
党派・会派 立憲民主党

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