さとう しゅういち ブログ
広島は、原爆の街である前に“移民の街”だった
2026/7/7
みなさん、こんばんは。
今日は、私が本当に心を動かされた出来事から話を始めたいと思います。
先日、妻の親戚の方と広島で再会しました。
その方は、ハワイ移民三世。
広島から太平洋へ渡った一族の歴史を背負い、
その歩みを一冊の本にまとめて語り継いでいる家族です。
その方が、家族で広島に戻ってきて、こう言われました。
「東京は忙しすぎる。でも広島の人はゆったりして優しくて、心が休まる。」
私は、この言葉に胸を打たれました。
広島という都市が本来持っている“受け入れる力”を、
外から来た広島の家族が、はっきりと感じ取ってくれたからです。
🌏 広島は、原爆の街である前に“移民の街”だった
広島は、全国で最も多くの移民を海外へ送り出した都市です。
ハワイへ、ブラジルへ、ペルーへ、アルゼンチンへ。
世界中に「広島の家族」が生きています。
そして、歴史を振り返れば、
広島はいつも“敗者を受け入れる街”でした。
権力闘争に敗れた天皇や貴族。
都で疲れた人々。
東京で消耗した若者たち。
広島は、そうした人々を受け入れ、再び歩き出す力を与えてきた街です。
今日お会いしたハワイ移民三世の親戚の方は、
その広島の文化を体現する存在でした。
🕊 いま、外国人排斥の空気が強まる日本で、広島は何を示すべきか
一部では「外国人は出ていけ」という声が強まっています。
しかし、広島は本来、そんな言葉とは正反対の都市です。
広島は、
“外へ出ていった人の街”であり、
“外から来た人を受け入れてきた街”です。
だからこそ、広島は今こそ、
移民の歴史を軸にした新しい自治体外交を始めるべきだと、私は強く思います。
🔥 広島が進めるべき新しい外交――それが「移民外交」です
私は、広島市の外交を次の三つの柱で再構築します。
① 移民史外交
広島の移民史を体系化し、
ハワイ・ブラジル・ペルー・アルゼンチンなどの広島系コミュニティと連携する。
広島は「世界に家族を持つ都市」であることを、国際的に発信します。
② 市民物語外交
あなたの親戚のように、一族史を残している家族が世界中にいます。
その物語こそ、広島の最大のソフトパワーです。
家族史・一族史を外交資源として活用します。
③ 受容都市外交
広島は、敗者を受け入れ、疲れた人を癒やし、
外から来た人を包み込んできた都市です。
この文化を「広島モデル」として世界に示します。
🏛 平和行政だけでは足りない。広島には“第二の外交”が必要だ
広島は、平和行政を長年続けてきました。
しかし、平和行政だけでは、広島の本当の姿は伝わりません。
広島は、
核被害の都市であると同時に、
世界に家族を持つ移民都市です。
この二つを並列して発信することで、
広島は新しい国際的役割を担うことができます。
🌺 今日の出会いが、広島の未来を決める
今日、ハワイ移民三世の親戚の方が広島に戻ってきてくれた。
その家族が「広島は優しい街だ」と言ってくれた。
その言葉は、広島の未来を示す羅針盤です。
私は、広島を
“世界に家族を持つ都市”として再構築する。
そのために、移民外交を広島市の新しい柱として打ち立てます。
広島は、もっと開かれた都市になれる。
もっと誇りを取り戻せる。
もっと世界とつながれる。
その第一歩を、今日ここから始めましょう。
ご清聴、ありがとうございました。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男