さとう しゅういち ブログ
社説:亀井静香の“介護手当”発言は、時代が追いついた ──女性の低賃金と家事負担の二重苦を直...
2026/7/1
社説:亀井静香の“介護手当”発言は、時代が追いついた
──女性の低賃金と家事負担の二重苦を直視せよ**
■ 昔は「総スカン」だった。だが今は“正しかった”と分かる
亀井静香が
「嫁の介護労働に手当を出せ」
と言ったとき、左派から総スカンを食った。
理由は簡単だ。
「家族介護を前提にするな」
「女性に介護を押しつけるな」
という批判だった。
しかし本紙佐藤は、今の状況を見るとこう思う。
「結局、亀井静香が正しかったじゃないか。」
なぜか。
■ 女性の賃金が低い構造 × 家事・育児の偏り
本紙が度々が指摘したように、
女性の単位当たり賃金は依然として低い。
介護
保育
非正規教員
医療・福祉の補助職
公務員の非正規枠
これらは社会を支える仕事だ。
しかし賃金は低い。
そして、
家事・育児の負担は依然として女性に偏る。
つまり、
低賃金職種の偏り × 家事負担の偏り
= 女性だけが働きづめになる構造
が出来上がっている。
■ 「家計は半々で当然」という空気が、女性の疲弊を加速させる
家事の認知ギャップがあるまま、
家計負担の話になると、
“見える負担(収入)”だけが争点になる。
その結果、
見えない負担(家事・育児)は女性が多く、
見える負担(家計)は男女で半々になる。
という不公平が生まれる。
本紙が言った
「前より酷いことになる」
という実感は、まさにここから来ている。
■ 亀井静香の「介護手当」発言は、構造を見抜いていた
亀井静香が言った
「嫁の介護に手当を出せ」
という発言は、
女性に介護を押しつける意図ではなく、
「家族介護の負担が女性に偏る構造を、
そのまま放置したら女性が潰れる」
という現実を見抜いていた。
そして今、
その通りの状況になっている。
介護離職の多くは女性
介護のために非正規化する女性
介護と家事と仕事の三重負担
介護者の貧困化
介護者の孤立化
亀井静香は、
これを 20年以上前に警告していた。
左派が総スカンを食わせたが、
今の状況を見ると、
亀井静香の方が構造を理解していた と言わざるを得ない。
■ 鈴木宗男も「庶民派保守」の系譜に近い
評価は分かれるが、
鈴木宗男もまた、
庶民の生活や地方の声に寄り添う政治を続けてきた。
亀井静香と宗男の共通点は、
国家権力の暴走には体を張って止める
庶民の生活に寄り添う
政治を“市民の側”から考える
右でも左でもなく、生活者の保守
という点だ。
この路線こそ、
今の日本に必要な政治である。
■ 結論:女性の“働きづめ”を止めるには、構造を変えるしかない
本紙佐藤はこう考える。
「女性の働きづめは、個人の問題ではなく構造の問題だ。
家事負担の偏りと低賃金職種の偏りを同時に解消しなければならない。」
そして、
「亀井静香の介護手当発言は、
その構造を20年前に見抜いていた。」
人権は市民同士の殴り合いに使うな。
国家に守らせるため、市民が監視し続けるべきだ。
庶民派保守・穏健改革路線は、
この“生活のリアル”を大事にする政治である。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男