2026/6/4
本日(6月4日)、衆議院予算委員会および本会議にて、中東情勢の緊迫化に伴う物価高対策などを盛り込んだ「令和8年度補正予算案」の審議と採決が行われました 。
私も予算委員会の与党理事として、運営を仕切る理事会から委員会、そして本会議へと、まさに一日中現場に張り付いてこの緊迫した論戦に参加させていただきました 。

(予算委員会理事会の様子)
今回の補正予算は、長引く物価高から国民の皆さんの暮らしを絶対に守り抜くための、極めて重要な予算です 。 そのポイントと、我が党「日本維新の会」の大きな成果を分かりやすくお伝えします!
今回の補正予算には、私たち日本維新の会が4月24日に政府へ直接提出した「中東情勢に対する物価高対策提言書」の内容が反映されています 。(池下が提言書作成のタクスフォース長)

(木原稔官房長官へ提言書を提出 4/24)
具体的には、これからエアコンの使用が急増する夏期(7月~9月)の電気・ガス代の負担軽減策です 。
軽減効果: 標準的な世帯で月額概ね5,000円程度の負担を軽減
財源: 予備費から5,130億円を投入してスピード実施
維新の機動的な政策提言があったからこそ、国を動かし、この夏の熱中症対策・生活費防衛の予算を確保することができました!
電気・ガス代の値下げは、通常は関西電力などの大手小売事業者を通じて行われます 。しかし、これだけでは以下のような「国の一律の支援が届きにくい場所」が取り残されてしまいます 。
ショッピングモールやデータセンター、大工場などの「特別高圧」契約先
地域ごとに価格のバラつきが大きい「LPガス(プロパンガス)」の利用者
「すべての困っている人に支援を届けるべきだ」という視点から、今回の補正予算では「重点支援地方交付金」に1,000億円を追加上積みがなされました。 これにより、各自治体の裁量で、LPガス利用者への直接給付や事業者への補助など、地域の実情に合わせた「弾力的な運用」で支援の穴を完全に塞ぎます 。
現在、ガソリン価格を170円程度に抑えるための補助金(補助単価42.6円/リットル)が動いていますが、もしこれがなければ、今ごろガソリン価格は200円台に突入しています 。
このままだと6月末に予算(原資)が枯渇する見込みでしたが、今回の補正予算でしっかり積み増しを行い、年末頃までこの補助スキームを延命できる見通しを立てました 。
ただし、いつまでも補助金頼みを続けるわけにはいきません 。今後は、市況に合わせて補助額を自動でスライドさせる方式や、段階的な縮減など、「暮らしへの激変緩和」と「国の財政の持続可能性」を両立させる出口戦略を、整理していかなくてはいけません。
今回の補正予算の歳出総額は3兆1,135億円です 。 不確実な中東情勢に備える「中東情勢等対応予備費(2兆5,000億円)」など、万全の備えを固めるための規模となっています 。
野党からは「予備費に頼りすぎだ」という批判もありますが、政府・与党としては、一刻を争う不測の事態への機動性を最優先しました 。もちろん、執行時には丁寧な説明責任を果たさせます 。
そして、皆さんが最も心配されるのは、「これによって国の借金(国債)が増えて、金利が上がり、住宅ローンなどが苦しくなるのでは?」という点ではないでしょうか。
ここには、財務省とも徹底的な裏方調整を行い、大きな工夫を施しました。 税収の上振れや不要になった予算の整理を徹底し、国債の「実質的な市場供給量」を変えない設計にしています 。これにより、長期金利の上昇や円安の加速といった市場への悪影響(市場インパクト)を最小限に抑制させることになります。
本日行われた、中道改革連合が提出した「補正予算の組替え動議」に対する各党の賛否は以下の通りです。
【賛成】 中道、共産
【反対】 自民、維新、国民、みらい (※参政党は本案・動議ともに反対)
この結果、補正予算案は無事に衆議院を通過しました 。 明日5日からは舞台を参議院に移しますが、政府案に賛成したのは自民・維新のみならず、国民民主党も賛成方針であるため、速やかに通過・成立する見込みです 。
現在、円安による輸入インフレや金利の動向など、日本経済は非常に繊細なバランスの上にあります 。 今回の補正予算は、財政規律をギリギリまで維持しながら、エネルギー高騰というショックから国民生活を守るための「強固な盾」となるものです 。
維新が提言した政策を、一刻も早く皆さんの家計・現場にお届けするため、明日からの参議院の論戦も緊張感を持って注視し、しっかり活動してまいります!
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ホーム>政党・政治家>池下 卓 (イケシタ タク)>令和8年度補正予算が衆議院を通過!物価高から生活を守る「万全の備え」と維新の成果。