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池下 卓 ブログ

島本町から世界へ!次世代太陽電池「ペロブスカイト」が拓く日本のエネルギーの未来。

2026/5/19

今回のブログは私の選挙区である大阪府島本町にある積水化学工業株式会社の研究所を、日本維新の会・エネルギー安全保障調査会の同志である前原誠司議員、村上智信議員、住吉寛紀議員、阿部圭史議員と共に視察してまいりました。

テーマは、いま世界中から大注目を浴びている次世代の太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」です。

日本のエネルギーの未来を大きく変えるこの最先端技術について、現場で見て、聞いて、議論した内容を、皆様にわかりやすくご報告いたします。

そもそも「ペロブスカイト太陽電池」とは?

いま街中でよく見かける太陽電池(シリコン製)は、重くて硬いガラス板のようなものです。そのため、ビルの壁面や、耐荷重に限りのある建物の屋根には設置できないという弱点がありました。また、その原材料の多くを中国に依存しているという、安全保障上の大きな課題もありました。

これらを一気に解決するのが、日本発の技術である「ペロブスカイト太陽電池」です。この技術には、大きく分けて二つの決定的な強みがあります。

一つ目は、「薄くて、軽くて、曲げられる」ということです。重さは従来の10分の1以下で、建物の壁面や、これまで設置を諦めていた場所にも柔軟に貼ることができます。

二つ目は、「原材料を日本国内で調達できる」ということです。主原料である「ヨウ素」は、日本が世界第2位の産出国であり、他国にエネルギー資源を依存する必要がありません。

まさに、日本のエネルギー自給率を引き上げ、地球温暖化対策を進めるための「希望の核」となる技術なのです。

創業80年、積水化学が誇る「ものづくり」の底力

今回視察した積水化学様は、このペロブスカイト太陽電池を「フィルム型」として実用化するために、世界をリードする開発を進めておられます。

同社は、1964年の東京五輪時のゴミ問題に対応したポリバケツ「ポリペール」や、住宅不足を解消した「セキスイハイム」など、常に時代の社会課題を解決してきた歴史を持っています。

今回の製造現場では、同社の強みである「ロール・トゥ・ロール」方式という製造工程を拝見しました。これは、新聞紙を印刷するように、長いフィルムに次々と太陽電池を作っていく画期的な技術です。これにより、大量の太陽電池を傷つけることなく、低コストで連続して作ることが可能になります。

現在は10年相当の耐久性を実現しており、今後は20年以上を目指すとのこと。2027年には、大阪のシャープ堺工場で大規模な量産ラインを立ち上げる計画も進んでおり、地元・大阪がこのイノベーションの中心地になることを、私は大変誇らしく思いました。

「技術で勝って、ビジネスで負ける」を二度と繰り返さない

実は日本は、過去に半導体などで「世界一の技術」を持ちながら、海外の安価な製品に市場を奪われてしまった苦い経験があります。今回、同じ失敗を絶対に繰り返してはなりません。

積水化学様が安心して3000億円規模の大規模な投資を行い、世界と戦うためには、量産開始と同時に製品がしっかり使われる環境、つまり「最初の需要(市場)」を国が責任を持って作ることが必要です。

総括質疑では、経産省の担当者も交え、国が主導して全国の公共インフラへ導入を進めるべきだと、いう内容について議論を交わしました。

例えば、重いパネルが置けない全国の学校の体育館の屋根(文科省)、空港や高速道路の遮音壁などの広大なスペース(国交省)、さらには自衛隊基地などの施設更新時(防衛省・今夏から沖縄で実証開始)といった、全国に拠点を持つ公共施設への展開が不可欠です。

これらを国の成長戦略にしっかりと組み込み、同時に、設置の障害となる古い規制(建築基準法など)を緩和していくことが政治の役割です。

エネルギーの未来を拓く、具体的な挑戦

私たち日本維新の会は、エネルギー安全保障を確立するために「やれることはすべてやる」という方針を掲げています。安全性が確認された原子力発電所の再稼働や次世代技術(核融合など)の推進、CO2を回収して再利用する技術(CCUS)の活用はもちろん、このペロブスカイト太陽電池のような純国産の再生可能エネルギーの普及に全力を注ぎます。

今回ともに視察した前原議員、村上議員、住吉議員、阿部議員という心強い仲間たちと力を合わせ、具体的には以下の取り組みを推進してまいります。

第一に、ペロブスカイト太陽電池の普及に向けた支援策を政府へ要請すること。

第二に、学校の体育館などへの導入に向け、文部科学省など関係省庁へ政治の場から強く働きかけること。

地元・島本町から生まれるこの素晴らしい技術が、日本を救い、世界に羽ばたいていけるよう、官民一体となった戦略を国会からリードしてまいります。

皆様、これからも日本の未来を変える挑戦に、温かいご支援をよろしくお願いいたします。


 

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著者

池下 卓

池下 卓

選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
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大阪10区 86,557 票 [当選] 比例 近畿ブロック 日本維新の会

肩書 衆議院議員
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