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こんどう けんじ ブログ

武雄市報7月号でも相変わらずな小松政市長の直筆コラム。

2026/7/2

武雄市報7月号でも相変わらずな小松政市長の直筆コラム。住民には負担増を押し付け、市長は顔写真つき紙面。「思いやり」と「初心」を語る“良い人”PRを、市の公式広報誌で全力展開。

6月の市議会で、年末の市長選挙出馬表明の機会を逸した佐賀県武雄市の小松政市長。市議会筋や地元経済界等の周辺情報を総合すると、「4選出馬はもう無理」との公算が日に日に強まっている。特に、これまで小松政市長を心情的に応援していた女性の間でも「ここまで酷いと、もう続けさせること自体が可哀想」という声まで出てきた。

しかし、武雄市内で一斉配布された広報誌「武雄市報」の7月号の冒頭コラムは、そういった否定的な見方を払拭するかのように「良い人」PR満載の内容だった。

全文は以下の通り。

先日、小学校の先生と話す機会があり、先生になったときの初心について話が及びました。「子どもが好きで、子どもと一緒にいたい、子どものために力を尽くしたい。みんなそんな思いで先生になっていると思いますよ。」と、その先生は言われました。

4月1日、新たに市役所に採用された職員の前で、毎年必ず伝えていることがあります。一つは、あいさつと思いやりを大切に。あいさつは、してもされても気持ちがいいもの。コミュニケーションの基本です。思いやりは、相手の立場に立って想像力を持って接すること。温かい市役所を目指そうといつも話しています。もう一つは、初心を忘れないでほしいということ。なぜ公務員を目指し、市役所で働こうと思ったのか。これから先、いろんなことがあるだろうけど、今の気持ちをずっと忘れないでほしいと伝えます。先日、国の省庁で今年から働いている皆さんが武雄市に研修で来たときにも同じ話をしました。職場がどこであれ、変わらず大切なことだと思っています。

私が毎年同じ話をするのは、職員全員にその気持ちでいてほしいからですが、先ほどの先生から「先生は、子どもと触れあい、一緒に遊ぶことで、毎日初心を思い出しているはずですよ。」と言われ、ハッと気づかされました。私が毎年同じ話をするのは、私自身が決して忘れないようにという、自分への戒めでもあるのだと。

時の経過とともに、誰しも初心は薄れてしまうもので、私も例外ではありません。自分は初心を忘れていないか、実践できているか。今年市役所に入った新たな仲間と同じように、私もこの気持ちをこれからも大切にしていきたいと思います。

武雄市長 小松 政

【引用終わり】
内容は意味不明だが、多数の問題を含んでいるので、今一度、一つずつ指摘したい。

論点①市報は、小松市長個人のブログではない。
広報武雄は、市が発行し、市内全世帯に届く公的媒体である。そこに市長の顔写真つきで、「初心」「思いやり」「温かい市役所」という抽象論を語る。市民が知りたいのは、現在進行中の様々な施策だ。公費19.5億円を投じた武雄アジア大学の大幅定員割れ、水道料金3割アップ、宙ぶらりんの文化会館大ホール、1日で2,500万円を溶かすプロバスケのプレシーズンマッチ誘致など、市民が知りたい謎政策が満載なのに、その点については一切触れない。このコラムは小松市長の印象づくりの場なのか。市の広報誌は、市長の人柄をPRする場所ではない。市民が知りたいことに答える場だ。

論点②住民を「子ども扱い」している。
市民が知りたいのは、小松市長の「いい話」ではない。切実な状況にある家計をどうするのか、市は今後どのように動くのか、公金の使い道は、市政の優先順位は等、本質的な政策論には触れない。語られるのは「初心」「思いやり」「温かい市役所」。ふわっとした言葉で空気を和らげれば、住民は納得するだろう。住民はどうせ難しいことはわからない。そういう思考に見える。住民をバカにするのも程々にすべきだ。

論点③選挙前の市報であり、公選法上の疑義も孕む
今年12月に武雄市長選を控えた時期に、投開票日まで半年しかない時期に、市内全世帯へ届く市報で、現職市長が顔写真つき、直筆サイン入りで「初心」「思いやり」を語る。確かに投票依頼とは書いていない。しかし、選挙は政策だけでなく印象でも動く。「誠実そう」「初心を忘れていない人らしい」、そういう印象形成に、市の広報が使われているように見えること自体が問題である。

選挙実務に詳しい有識者からも、こうした見方が出ている。
「公職選挙法違反と断定するには個別事情の慎重な検討が必要だが、選挙を控えた時期に、公費で配布される自治体広報で現職首長の顔写真と人格的評価を高める内容を掲載することは、事前運動や地位利用との関係で疑義を持たれてもおかしくない」

ここまで疑念を持たれるようなことを、なぜ市報でやるのか。

結論、小松市長の謎コラムは、もういらない。本当に「(住民を大切にする)温かい市役所」を目指すなら、住民の負担増と公金の使い道について、逃げずに自らのSNS等で説明を尽くすべきである。

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著者

こんどう けんじ

こんどう けんじ

選挙 網走市議会議員選挙 (2019/04/21) [当選] 1,142 票
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肩書 人材開発株式会社CEO/DXコンサルタント/公共交通アドバイザー
党派・会派 自由民主党
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