2026/5/28
バスケットボール・プレシーズンマッチ1試合誘致のための2,500万円支出に対して有識者から「極めて割高」「異常」。
武雄市が市政施行20周年事業として予定する佐賀バルーナーズのプレシーズンマッチ。1日のために使う事業費は約2,500万円、観覧規模は約1,000人。単純計算で観客1人あたり約25,000円の公費支出になる。
小松政市長は「いわゆる興行ではなく、市政施行20周年事業」と説明した。
しかし実態は、プロチームを呼び、会場を設営し、観客を入れて試合を見せるイベントであり、興行だ。しかも「12月のご自身の選挙を控えてのパフォーマンス」との指摘もよく耳にする。
また、これまでの投稿を読まれたプロバスケットボール業界に詳しい有識者から「一般的に地方開催のBクラブ同士のプレシーズンマッチの開催経費は1試合約1,000万円前後。工夫次第では数百万円で済む。条件差はあるにせよ、今回の約2,500万円は異常だ」との厳しいご意見をいただいた。
小松市長は「社会貢献だから費用は抑えられている」とも説明するが、比較資料は示されていない。
通常開催ならいくらか。どの費用がどれだけ下がったのか。バルーナーズ側はどこまで協力したのか。
そこが見えないままでは、2,500万円の妥当性を判断できない。
当該予算案を市議会の各会派向けに説明する場面は大荒れだったという。「肝心なことはチーム側と協議中、ばかりで話にならない」という声も議員から漏れ聞こえてきた。
さて、問題は「興行かどうか」ではない。
約2,500万円の公費支出に見合う効果があるのか。同じ予算で、もっと多くの市民に還元できなかったのか。
そこが問われている。
しかも武雄市は、今後5年間で30億円の財源不足が見込まれている。
文化会館大ホール更新は先送り。中学校給食費は半額自己負担。水道料金は3割値上げ。
住民に負担を求める一方で、1日限りのイベントに約2,500万円。
問題はバスケットボールではない。税金の使い道と優先順位である。

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