2026/7/14

鹿児島県が公表した令和7年国勢調査速報によると、県人口は151万2,969人となり、前回調査から7万5,287人、4.7%減少しました。人口が増えたのは姶良市だけで、県内43市町村のうち42市町村で人口が減っています。
薩摩川内市の人口は8万7,673人で、前回調査より4,730人、5.1%減少しました。北薩地域では、出水市が4万9,506人、阿久根市が1万7,289人、いちき串木野市が2万5,422人、さつま町が1万7,580人となり、いずれも人口減少が続いています。
人口減少の背景には、少子高齢化だけでなく、地方の暮らしと雇用を支えてきた農林水産業の衰退があります。生産資材や燃料の高騰、農産物価格の低迷、担い手不足によって経営を続けられない農家が増えれば、地域の仕事や商店、学校、公共交通も失われていきます。
都市部との賃金格差も深刻です。地方では、同じような仕事をしても賃金が低く、若者が進学や就職を機に県外へ流出し、地元に戻りにくい状況があります。人手不足が進む一方で、低賃金のため人材を確保できないという悪循環も生まれています。
過疎化に歯止めをかけるには、単に移住を呼びかけるだけでは不十分です。農林水産物の価格保障や所得補償、後継者支援を強めるとともに、全国一律の最低賃金制度をめざし、地方でも安心して働き、子育てし、暮らし続けられる条件を整えることが求められています。
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ホーム>政党・政治家>井上 かつひろ (イノウエ カツヒロ)>【鹿児島県人口151万人台 過疎化の背景に農業衰退と賃金格差】