2022/11/18
社会課題の解決にeスポーツを活用する動きが広がりつつある中、枚方市における活用も見据え、11月16日、今年8月に大東市にオープンした「eスポーツスポット大東」に、視察に行ってきました。
この施設は、市民へのeスポーツの理解促進や、普及・発展、交流の場の創出を目的に、同市の小学校跡地を活用した「アクティブ・スクウェア・大東」内の1室に開設されたものです。
民間事業者から寄贈を受けたゲーミングパソコン5台を設置し、数種類のゲームを体験できるようになっており、パソコンやゲーム機器の基本的な操作をはじめ、ゲームを楽しむ方法やeスポーツのスキルアップのトレーニング等の活動ができるeスポーツの拠点として、大東市在住・在勤・在学者は、予約をすれば無料で利用できます。
この事業は、大東市が民間事業者に管理運営を委託して行っているもので、今年度の委託費は約758万円とのことです。
また、同市では、来年1月と2月に、スマートフォンを活用したeスポーツの大会も予定しており、さらに来年度には市内数か所の高齢者施設でeスポーツの体験会も行う予定など、市としてeスポーツの普及・促進に力を入れておられます。
子どもたちへの健康面、学習面に悪い影響があるのではないかといった懸念や、行政の役割を考えた時にeスポーツにどこまで直接関わっていくべきなのかなどの課題もあるとのことです。
その一方で、eスポーツは、子どもから高齢者、障害者、外国人など誰とでもプレーできるインクルーシブなツールであり、交流の促進はもちろん、高齢者の認知症予防や、不登校などの若者や障害者の活躍の場の創出、コンピューターやプログラミングに対する理解促進、地域の活性化などの社会課題の解決につながる可能性があることから、今後、行政が民間と連携しながら普及・促進を行っていくことも必要ではないかと考えます。
まだまだ単なるゲームという意識が強い中で、ゲームに税金を使うことへの抵抗感も大きいと思いますが、効果などのエビデンスを出した上で、学校や高齢者施設などでの体験会などを通じて、実際に触れる機会を創ることで、意識の変化につながっていくと思いますので、枚方市においても、まず1歩を踏み出していけるよう、しっかり働きかけていきます。
今回、私も「グランツーリスモ」というレーシングゲームを体験させていただきました。
グラフィックやサウンド、ハンドルに伝わる振動や重力がとてもリアルで、現実の世界ではご縁のない高級スポーツカーで鈴鹿サーキットを疾走(クラッシュしまくってましたが)するバーチャル体験ができました。
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