2026/8/4
皆さん、こんにちは。枚方市議会議員のかじや知宏です。
7月31日、大阪維新の会枚方市議会議員団で枚方市立禁野保育所を視察しました。
現地で感じたのは、「保育の中身」は着実に進化している一方で、「建物」は時代に取り残されつつあるという現実です。
子どもたちが安心して過ごせる環境づくりのために、施設整備とDXの両方を進めていく必要性を改めて感じました。

今回訪問した枚方市立禁野保育所は、
という市立保育所です。
今回の視察では、現地の保育環境を確認するとともに、施設の現状や保育現場で進むデジタル化の取り組みについて説明を受けました。

実際に施設を見学すると、トイレなど一部は改修されているものの、床などは傷みが目立ち、必要に応じて修繕を繰り返しながら使われていました。



現在の保育では、
✅ 子どもの安全性の確保
✅ 多様な保育活動への対応
✅ ICT機器を活用した保育
✅ 着替えなどに配慮したプライバシーの確保
✅ 障害のある子どもを含め、誰もが安心して過ごせるインクルーシブ保育への対応
など、施設に求められる役割は年々広がっています。
しかし、築56年の建物では、それらを十分に満たすことが難しくなっていることを実感しました。
それでも保育士の皆さんは、限られた環境の中で子どもたちのために工夫を重ね、日々の保育に取り組まれていました。
現場の努力には頭が下がる思いでした。
一方で、保育現場のデジタル化は大きく進んでいました。
枚方市立保育所では「コドモンの保育ドキュメンテーション」とタブレット端末を導入し、
✅ QRコードによる登降園管理
✅ 欠席連絡
✅ 保護者への一斉配信
✅ 園児情報管理
✅ 発育・健康記録
✅ 指導計画作成
✅ 給食献立管理
など、多くの機能を活用しています。
さらに、子どもの活動を写真とともに記録し、その日の振り返りを踏まえて翌日の保育計画につなげる仕組みが導入されています。記録した内容は日誌や掲示物、連絡帳、週案などにも展開でき、保育士の事務負担軽減と保育の質の向上の両立を目指しています。
また、保護者はスマートフォンから子どもの連絡事項や園からのお知らせをいつでも確認できるため、電話や紙でのやり取りが減り、保護者の利便性向上にもつながっています。
保護者の利便性向上はもちろん、保育士が子どもと向き合う時間を増やすことにもつながる、非常に有効な取り組みだと感じました。
今回の視察を通して改めて感じたのは、市立保育所だけではなく、市立幼稚園を含めた就学前施設全体の老朽化です。
現在、枚方市では公共施設マネジメント推進計画の改訂が進められています。
例えば、学校再編に合わせ、
なども将来的な選択肢として考えられます。
一方で、現在の**「就学前の教育・保育施設に係るひらかたプラン(後期プラン)」**では、今後の就学前児童数の推移を見極めて判断するとされており、施設更新や統廃合の具体的な方針はまだ示されていません。
今回の視察で特に印象に残ったのは、
「ソフトは新しく、ハードは古い」
という状況でした。
DXは確実に進み、保育の質や保護者サービスは向上しています。
しかし、その一方で、子どもたちが毎日過ごす建物は老朽化が進み、現代の保育に十分対応できる環境とは言い難い状況です。
もちろん、公共施設の更新には多額の費用が必要です。
だからこそ、人口減少時代を見据えながら、
✅ 学校再編との連携
✅ 認定こども園への再編
✅ 公共施設の複合化
なども含め、市全体として将来を見据えた施設整備を計画的に進めていくことが重要です。
子どもたちにより良い保育環境を残すためにも、施設更新の方向性をできるだけ早く示す必要があると考えています。

今回の禁野保育所の視察では、保育士の皆さんが子どもたちのために日々努力されている姿と、保育DXが着実に進んでいる現場を確認することができました。
一方で、施設の老朽化という大きな課題も改めて実感しました。
子どもたちが安全で快適に過ごせる環境を整えることは、未来への投資です。
これからも現場の声を大切にしながら、枚方市の保育環境の充実と施設整備のあり方について議会でしっかりと提案していきます。
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ホーム>政党・政治家>かじや 知宏 (カジヤ トモヒロ)>【枚方市】築56年の市立禁野保育所を視察|進む保育DXと老朽化施設の課題とは