2026/5/30
皆さん、こんにちは。枚方市議会議員のかじや知宏です。
今年4月に公表された**「地域経営のための議会改革度調査2025」**(早稲田大学デモクラシー創造研究所)において、枚方市議会は全国127位(大阪府内5位、中核市11位)という結果となりました。
昨年度の219位から大きくランクアップしましたが、今回の調査は単なる「議会改革をしているか」ではなく、地域課題の解決や未来創造にどれだけ議会が関わっているかが問われる内容となっています。
今回は、この調査結果をもとに、枚方市議会の現状や、これから求められる議会のあり方についてお伝えします。

これまでの議会改革度調査では、
✅ 情報公開
✅ ICT化
✅ 委員会中継
✅ 議会基本条例
など、「議会が何をしているか」が重視されていました。
しかし近年は、
📌 「その活動が地域課題の解決につながっているか」
📌 「住民参加や政策提案につながっているか」
という“成果”や“実効性”が強く問われるようになっています。
そのため、昨年から調査名称も、
「地域経営のための議会改革度調査」
へ変更されました。
つまり、議会も「地域を経営する主体」としての役割が求められているということです。
今回の調査では、全国1788議会を対象に実施され、1372議会が回答しました。
その中で、枚方市議会は、
✅ 全国127位
✅ 前年219位からランクアップ
という結果でした。

ただし注意が必要なのは、2024年から評価項目や配点が大きく変更されていることです。
そのため、
❗2023年以前と2024年以降を単純比較することはできません。
今回の調査では、次の3項目を柱として評価されています。
議会として、
をどれだけ行っているかが問われました。
また、生成AIなど新しい技術の活用も評価対象となっています。
市民の意見を、
📌 「聞くだけ」ではなく
📌 「どう政策へ反映したか」
まで求められています。
意見交換会や市民参加型の取り組みの“質”が問われる時代になっています。
議員だけでなく、
✅ 議会事務局
✅ 外部人材
✅ 専門家との連携
など、議会全体としての機能強化も重要視されています。
今回の調査で、特に特徴的だったのが、生成AI活用の広がりです。
講評によると、生成AIを何らかの形で活用している議会は、昨年から倍増したとのことです。
実際に全国では、
✅ 議事録の要約
✅ 資料作成
✅ 政策分析
✅ 情報整理
✅ 市民向け説明資料
などに生成AIを活用する議会が増えています。
また、単なるITツールとしてではなく、
📌 「第三の議会事務局」
📌 「議員秘書のような存在」
として活用する考え方も広がっているとのことです。
今後は、生成AIを活用しながら、
✅ 政策提案力を高める
✅ 市民にわかりやすく伝える
✅ より参加しやすい議会運営を行う
といった取り組みが、さらに重要になっていくと考えられます。
**「生成AIは議会のあり方も変える」**とされており、議会の「議論する」「決める」という重要な機能を支える存在として、これからの議会改革に大きな影響を与えていくことになりそうです。
枚方市議会でも、議会改革や情報発信の強化に向けたさまざまな取り組みが進められています。
例えば、議会局では各課・係から選抜したプロモーション動画作成チームを編成し、市議会の活動をわかりやすく伝える動画づくりに取り組んでいます。
また、議会局入口には図書コーナーを設置し、
📚 「新着・おすすめ図書」
を定期的に更新することで、議員や職員の政策研究・情報収集にも力を入れています。
さらに、
✅ 市議会公式Instagram
✅ 市議会公式YouTube
✅ 本会議の生中継・録画配信
✅ 年間18本のプロモーション動画配信
など、情報発信にも積極的に取り組んでいます。
特に、
📌 「市の取り組みに、市議会はどうかかわっている?」
という動画は、市議会の役割をわかりやすく伝える内容となっており、市内小中学生向けデジタル副教材としても活用されています。
また、市議会公式マスコットキャラクター
✨ 「いろりあ」
を活用し、子どもや若者を含めた幅広い世代に、市議会を身近に感じてもらう工夫も進められています。
実際に、公式Instagramは先日フォロワー1000人を達成するなど、市民との接点も少しずつ広がっています。
近年、重視されている生成AI活用の面でも、会議録作成などに活用されていますが、まだ活用の余地があると感じています。
こうした情報発信や議会改革の取り組みが、今回の一定の評価につながり、ランクアップにも結びついたものと考えています。
一方で、今回の調査では、
📌 「その活動が地域課題の解決につながっているか」
📌 「市民参加や政策提案につながっているか」
という“実効性”も強く問われています。
また、近年は生成AI活用も重要な評価ポイントとなっており、単なる業務効率化だけでなく、政策提案力の向上や、市民にわかりやすく伝えるための活用も求められる時代になっています。
今後は、情報発信だけでなく、市民の声を政策へどう反映していくか、さらに議会の政策提案力をどう高めていくかが重要になってくると感じています。
私はこれまで、枚方市議会でも生成AI活用について議会質問を行ってきました。
人口減少や人手不足が進む中、行政だけでなく議会も変わらなければなりません。
例えば、
✅ 市民への情報発信
✅ 政策提案
✅ 調査分析
✅ 議会資料の整理
など、AIを活用できる場面は非常に多いと感じています。
また、今回の調査では、
📌 「縮小」や「廃止」を含めたビルドアンドスクラップの提言
📌 戦略や計画に基づく議会活動
📌 検証・評価の公表
なども重視されました。
これは、枚方市が直面する、
といった課題とも深く関わるテーマです。
これからは、“賛成か反対か”だけではなく、
📌 「どう改善するのか」
📌 「どう未来をつくるのか」
を議会として提案していく力がさらに重要になると考えています。
今回の127位という結果は、改善の兆しではありますが、まだ道半ばです。
しかし今回の調査から見えてくるのは、
📌 「地域をどう変えるか」
📌 「市民とどう一緒に動くか」
が、これからの議会改革で最も重要だということです。
もちろん、ランキングはあくまで一つの指標であり、順位だけに一喜一憂するべきではありません。
一方で、現在の議会活動の課題や改善点を客観的に把握し、さらなる改革・改善につなげていくことは非常に重要です。
私自身も、
✅ 政策提案力の強化
✅ 市民参加の拡充
✅ AI・デジタル活用
を進めながら、より良い枚方市議会を目指していきます。
📄 早稲田大学デモクラシー創造研究所
「地域経営のための議会改革度調査2025」
👉 https://waseda-idi.jp/pdf/gikai/report_1_2026-04v1.pdf
📄 議会改革度調査2025 総合ランキング表
👉 https://waseda-idi.jp/pdf/gikai/2025rank_sougou.pdf
📄 昨年の議会改革度調査2024に関する私のブログ記事
👉 https://go2senkyo.com/seijika/52152/posts/1117988
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