2026/9/14

本日9月14日、『介護職よ、地方議員を目指せ!2 介護と政治を紡ぐ13人のストーリー』の電子書籍が発売となりました。
僕も、13人の著者の一人として参加しています。
前作の出版から約5年。
介護人材の不足、介護職員の処遇、事業所の経営、家族介護者への支援、ケアマネジャーの負担など、介護を取り巻く環境には、今も多くの課題があります。
僕自身、介護福祉士、ケアマネジャーとして介護の現場に携わってきました。
現場では、「もう少し制度や仕組みを変えれば、利用者さんも家族も職員も助かるのに」と感じることがあります。
しかし、現場から声を上げるだけでは、制度や仕組みがなかなか変わらないこともあります。
予算を決め、条例をつくり、自治体の政策や事業の方向性を決めていくことに、政治は大きく関わっています。
だからこそ、介護や福祉の現場を知る人が政治の中に入ることには、大きな意味があると僕は考えています。
ただ、これは介護職や福祉職だけの話ではありません。
家族の介護を経験したことで、介護制度に関心を持つようになった方もいます。
親や配偶者の介護を通じて、仕事との両立の難しさ、介護サービスを探す大変さ、制度の分かりにくさ、経済的な負担などを実感した方もいると思います。
また、自分自身は介護職ではなくても、身近な人の介護や地域での活動を通して、「この仕組みはもう少し変えられるのではないか」「介護を受ける人も、支える家族も、働く人も、もっと安心できる地域にしたい」と考えている方もいるはずです。
そうした経験や問題意識も、地域を変える大切な力になると僕は思っています。
今回の本には、異なる地域で活動する13人が、介護や福祉に関わった原点、政治を目指した理由、議員になって感じたこと、そして今、何を変えようとしているのかを綴っています。
政党も地域も経歴も違います。
それでも共通しているのは、
「介護や福祉の現場の声を政治に届けたい」
「困っている人の声を制度や政策につなげたい」
という思いです。
僕たちが活動している「政治と介護を紡ぐ会」では、全国に仲間を増やす活動を続けています。
僕は、全国の介護職、福祉職の皆さんには、地方議員という道も一度考えてほしいと思っています。
そして同時に、家族介護を経験した方、介護に関心を持っている方、地域の福祉や暮らしをより良くしたいと考えている方にも、「地方政治に関わる」という選択肢を知っていただきたいと思っています。
もちろん、政治家になることだけが社会を変える方法ではありません。
現場で働くこと、地域活動に参加すること、家族として介護を支えること、当事者として声を上げることにも、それぞれ大切な意味があります。
その中の一つとして、「地方議員になり、制度や政策を変える側に立つ」という道もあります。
利用者さんや家族の生活を見てきた経験。
認知症の方と向き合った経験。
家族介護の大変さを知った経験。
制度の狭間で困った経験。
支援する側として、「もっとこうできれば」と感じた経験。
そうした一つ一つが、地方政治の中では大きな力になります。
地方議会では、介護だけでなく、子育て、教育、障害福祉、医療、防災、地域交通、まちづくりなど、市民の暮らしに関わるさまざまな政策を議論します。
介護や福祉の仕事は、「人の暮らし」そのものに向き合う仕事です。
家族介護の経験もまた、一人の人の暮らし、家族の生活、地域の支え合いを深く考える経験です。
こうした経験は、介護政策だけではなく、地方政治のさまざまな分野に生かすことができます。
一つの自治体、一人の議員だけでは変えられないこともあります。
しかし、全国の議員、介護福祉職、家族介護者、そして介護や福祉に関心を持つ人たちがつながれば、地域で実現した政策を全国へ広げたり、自治体だけでは解決できない制度上の課題を国へ届けたりすることができます。
地域で聞いた声を政策として形にし、その成果や課題を全国で共有する。
そうした積み重ねによって、地方から国の制度を動かすこともできると僕は考えています。
介護を必要とする人が安心して暮らせる社会にしたい。
家族が介護を一人で抱え込まなくてもよい社会にしたい。
介護職が安心して働き続けられる社会をつくりたい。
地域をもっと良くしたい。
そんな思いを持っている皆さん。
介護職や福祉職であるかどうかにかかわらず、地方議員という道も一度考えてみませんか。
現場で感じた「おかしい」。
家族として感じた「どうしてこんなに大変なのだろう」。
地域で感じた「もっとこうしたらいいのに」。
そうした思いは、地域を変える政策の出発点になります。
この本が、その一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しく思います。
『介護職よ、地方議員を目指せ!2 介護と政治を紡ぐ13人のストーリー』
電子書籍は本日9月14日発売です。
出版記念として、発売から3日間限定で99円、その後は980円となる予定です。紙の書籍は10月1日に出版予定です。
ありがたいことに、発売日の9月14日時点で、Amazonでは「介護」部門のベストセラー1位に加え、「食品・衛生・福祉の資格・検定」の売れ筋ランキングでも1位となりました。
介護や福祉に携わる方。
家族の介護を経験した方。
介護や福祉の制度に関心がある方。
地方政治に関心のある方。
そして、地域を少しでも良くしたいと考えている皆さんに、ぜひ読んでいただければと思います。
購入はこちらです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0HJ1JMM5S
介護の現場で働いている皆さん。
家族として介護を支えてきた皆さん。
そして、介護や福祉をもっと良くしたいと考えている皆さん。
それぞれの経験や思いを、地域をより良くする力につなげていきませんか。
全国の仲間とともに、介護と政治をつなぎ、地域から少しずつ社会を変えていきたいと思います。
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