2026/8/17

神奈川県横須賀市を視察し、政策検討会議、議会実行計画「未来への羅針盤」、政策形成サイクル、広報広聴、議会改革について説明を受けました。
横須賀市議会は、平成22年制定の議会基本条例を基礎に政策形成能力の強化を進め、平成29年に政策検討会議を設置しました。同会議は、議員任期に合わせた4年間の実行計画の策定と進捗管理、緊急課題への対応などを担っています。
特に評価したのは、議員や会派から課題を募り、議会全体でテーマを選定し、政策立案から検証までを計画的に進めている点です。政策検討会議、課題別検討会議、常任委員会などが役割を分担し、選定、立案、評価、検証、改善を循環させることで、議員が交代しても取組を継続しやすくなっています。
また、行政の縦割りでは扱いにくい複数部署にまたがる課題を、議会が市政全体の視点から横断的に扱えることも大きな強みです。行政と協力しつつ、必要な場合には、住民の代表である議会が市政を前に進める姿勢も重要であると感じました。
一方、政策課題の選定には、各議員や会派の調整が必要です。しかし、その過程で互いの考えを知ることは、その後の議会運営を円滑にする効果もあると考えます。
広報広聴では、市民や高校生の意見を政策立案や議会広報の改善につなげていますが、広報紙の作成や広聴会の運営には、北名古屋市議会と共通する部分もありました。
横須賀市議会は、4年間の工程管理と政策立案後の検証が明確に制度化されており、取組が止まりにくい点を高く評価しました。一方、議員や会派の調整、活動量、議会事務局の支援体制には課題があります。同様の仕組みを導入する場合は、対象や期間を限定して始め、実践と改善を重ねながら育てる方法が現実的であると認識しました。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>ひろた 幸治 (ヒロタ コウジ)>議会運営委員会の視察:横須賀市