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上天草市の豪雨災害を忘れない|梅雨前に考える情報発信の備え

2026/6/1

これから梅雨の時期に入ります。

雨の季節になると、昨年8月の豪雨災害を思い出す方も多いと思います。
上天草市内では大きな浸水被害が発生し、多くの市民の皆さんが不安な時間を過ごされました。

私は2025年12月議会で、8月の豪雨災害を受け、災害対応について一般質問を行いました。
本来は9月議会で質問する予定でしたが、災害対応の影響もあり、9月の一般質問は取りやめとなりました。災害から4か月が経った12月議会で、改めてこの問題を取り上げました。

私が一番伝えたかったのは、誰かを責めることではありません。
災害そのものは避けられないことがあります。
でも、どう備えるか、どう動くか、どう伝えるかは、改善できます。

まず取り上げたのが、情報発信です。

発災直後の8月11日朝から12日夜まで、市公式LINE、ホームページ、防災無線で、道路の通行止めなどの情報更新が十分ではありませんでした。通告書でも、国道を含む主要幹線道路の通行止め等について、タイムリーな情報更新がなかった点を質問しています。

災害時の情報は、単なるお知らせではありません。

どの道が通れるのか。
どこが危険なのか。
避難すべきなのか。
家族は大丈夫なのか。

市民が命を守るための判断材料です。

市の答弁では、被害情報が非常に多く、情報が錯綜し、現地確認や問い合わせ対応に追われて発信が遅れたとの説明がありました。

現在、上天草市は被害状況や道路情報、浸水被害概要を公表しています。合津川流域では浸水面積約88.1ヘクタール、被害戸数482戸、うち床上252戸、床下230戸と整理されています。
こうして被害を整理し、見える形にすることは大切です。

一方で、本当に大事なのは、発災直後に必要な情報をどう届けるかです。熊本県の初動対応検証でも、情報公開・情報共有は検証項目の一つとされ、課題と改善方向が整理されています。

災害時には、情報を集める人、確認する人、発信する人を分ける。
市民に必要な情報を、必要な時に届ける。
その体制を平時から決めておく必要があります。

これからの梅雨を前に、上天草市の情報発信を、もっと早く、もっと分かりやすく、市民に届くものにしていきたいと思います。

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著者

何川 雅彦

何川 雅彦

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上天草市

肩書 市議会議員/会社役員
党派・会派 無所属
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